笑うチンパンジーのひみつ (動物と話せる少女リリアーネ)

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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052033735

感想・レビュー・書評

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  • イザヤと、リリアーネだけで、知らない所に入る時が、ちょっとこわかった。

  • 私はこの本の題名をみたときに、なぜチンパンジーは笑うんだろうと不思議に思った。しかし、それには、オブスクラがチンパンジーが笑うようにむりやりさせて、自分が楽しむためにやっていたと分かってとても悲しいことだなと思った。そして、泣いているイザヤをみてびっくりした。イザヤには、おじさんが悪いことをしたと分かっていても、自分が1人ぼっちになってしまうとずっと悩んでいたのだ。しかし、それでも、イザヤはきちんとした判断を最後にはできたのですごいと思った。

  • おもしろかったです

  • おもしろかったです。

  • いつもハラハラさせる物語だけれど
    チンパンジーが出てくる、今度の話はなんだかほのぼのとして良かった。

  • (2017-09-27F)

  • チンパンジーのわらい方がおもしろい。

  • “開けはなたれた窓から入ってきた猫の表情はしんけんです。「お知らせしたいことがあります。わたくしの使用人が、さきほどから夢中になって、こちらの窓に向けてなにやら投げつけておりますわよ。あなたの気を引こうとしているのだと思いますけど」猫は説明しました。「使用人のとほうにくれたようすを、だまって見ているわけにもいかず、お知らせにまいりました」猫は前足でひげをなでました。「このさいですからもうしあげておきますが、あの使用人は、相対的に、能力がかたよっていますわね。それにひきかえ、新しい"缶切り"のほうは応用力があるともうしますか、使い道が広くて便利ですわ」
    「新しい缶切りってなんですか?」リリはたずねました。
    「新しい使用人ですわよ。新人は、日の出、日の入りの時間になると、きちんとお食事の缶づめを開けてくれますのよ。ごりっぱですわ」”[P.100]

    4巻目。
    地の文が良いのか、訳が良いのか、両方良いのか。表現が良いなと思ってしまう。
    イザヤの描写とか良かった。

    “リリはさびしそうに下を向きました。ふたりにはひみつができてしまいました。どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?
    「アームストロングの手がかりはまだつかめないの」リリはしょんぼりしながら言いました。「どこへ行ってしまったのかな」
    イザヤはなにも言わず、くつひもをいじくり回していました。
    「アームストロングがどうなってもいいの?」リリは思わず大きな声を出してしまいました。
    イザヤは顔をあげました。とても悲しそうな、絶望的なイザヤの表情に、リリの胸が苦しくなりました。イザヤはなにか言いたそうです。でも、なにを言いたいのか、リリにはわかりません。イザヤはどうしてうちあけてくれないのでしょうか?なにがそんなにイザヤを苦しめているのでしょうか?
    ふたりはだまりこんでいました。”[P.162]

  • 公園で出会ったチンパンジーの置かれていた環境が、悲しい。
    この巻でも、母親との葛藤が....

  • 私は、チンパンジーが、笑うことにびっくり!しました。

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著者プロフィール

ドイツで活躍する児童書作家。ドイツやイギリスの大学で文芸翻訳、英語学、文学を学ぶ。翻訳および編集の仕事に携わった後、現在は児童書やYAを中心に執筆する。代表作「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ。

「2021年 『水瓶座の少女アレーア 全7巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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