坊っちゃん (マンガジュニア名作シリーズ)

  • 学研教育出版 (2012年2月28日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784052035005

作品紹介・あらすじ

新任教師「坊っちゃん」が赴任した先に待っていたのは、赤シャツ、野だいこ、山嵐ら、ヒトクセもフタクセもある同僚教師と、とらえどころのない生徒たち。日々巻き起こる騒動に、江戸っ子「坊っちゃん」の頑固力が大爆発! 夏目漱石の代表作のマンガ版。

感想・レビュー・書評

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  • 愛媛に旅行に行く際、せっかくなんだから!と原作を買ったものの挫折したまま現地へ。道後温泉は坊ちゃん尽くしで余計読んでおけばと後悔した。笑
    図書館で見かけて漫画なら!と思い借りたが、主人公の田舎を見下すような目線や勝気な性格は最後まで変わらず、もっと赴任先の松山で挫折を経て現地の生徒と上手くやっていくというストーリーを予想していた私としては意外な展開だった。
    最後、キヨのところに戻り一緒に住んだり最後を看取る辺りからしても、坊ちゃんの勝気な性格は元を正せば認められたい愛されたいという承認欲求からなのかなと思った。

    絵は力強いタッチがストーリーにピッタリで良かったと思う。内容は時代もあるが、田舎住まいの私としては「東京者め…」とちょっと思ってしまった。

  • 夏目漱石の『坊っちゃん』がコミックで読めて嬉しいです!

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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