- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052035593
作品紹介・あらすじ
卒業式の少し前、お別れ会で劇をやることになった6年2組。なんとか探してきた台本でスタートしたけれど、役の気持ちが、いまひとつわからない。実際の友だちの気持ちだって、なかなかわかりづらいもの。そんな6年2組の、自分たちだけの劇が、今、幕を開ける。
感想・レビュー・書評
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ものすっごく面白かった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
絶対に一度は読んでみるべきだと思う!!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お別れ会でシンデレラの劇をすることになった6年2組。
配役等の役割分担も何とかできたけど、継母や姉たちががシンデレラをいじめる気持ちがわからない。
「人の心を思いやる」って、簡単そうで難しい。
でも、だからこそ、ドキドキ×ハラハラするし、想いが深くなるんだよね。
クラスがまとまって、何かを成し遂げるってステキです。 -
卒業式の少し前、お別れ会で劇をやることになった6年2組。なんとか探してきた台本でスタートしたけれど、役の気持ちが、いまひとつわからない。実際の友だちの気持ちだって、なかなかわかりづらいもの。そんな6年2組の、自分たちだけの劇が、今、幕を開ける。
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お別れ会で上演するシンデレラの演劇。登場人物の気持ちがわからなかったりもする。子供たちは自分たちの解釈で演じることに。
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わたしもこんな劇団はいってみたいです!!おもしろい人もいるし、いい人もいる、からいい劇団だと思います。
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「チームふたり」や「ライバル・オン・アイス」のシリーズはタイトルだけよく見ていたけど、そういえば読んだことがなかったなあ、と思ってとりあえずこの1冊を読んでみた。
実に清く正しい児童書!わかりやすく、すがすがしい気持ちになった。 -
自分とは違う友達の気持ち。微妙なズレだったり知らない事情だったりに気付いていく描写がとても爽やかだった。
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吉野先生児童向けも書いてるんだな……たしかにきっちりハートフルで泣かせにくる筆力は児童向けピッタリだよな……。
慶司ええヤツやん……すげえ分かりやすいクーデレやん……里夏ちゃんかわええしな……小学校6年生の、爽やかないい話だった……。 -
劇は小中学校でかなりやりました。
思い出に重なる部分があり、児童書ですがこれほどハラハラドキドキと感情を入れて読めるとは思いませんでした。
準備の慌ただしさ。
本番直前の緊張感。
舞台上の想定外の出来事。
上演後の達成感、そこはかとない寂寞。
小学校高学年くらいからは台本に沿ってやるのではなくていろいろなオリジナリティー溢れるアイディアを発揮して自分たちの劇を創造できるようになります。
劇の楽しみは皆で懸命に作り上げてこそ。
主役、脇役、ナレーション、脚本、演出、音響、小道具、大道具、衣裳・・・
そしてお客さん。
「その劇」は「その時」にしかできないんです。
小学生、プロでないからこそ余計におもしろいんです。