チームふたり 新装版 (「チーム」シリーズ)

  • 学研教育出版 (2013年5月16日発売)
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本 ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784052037849

作品紹介・あらすじ

第54回青少年読書感想文全国コンクール 課題図書の新装版
小学校中学年から
★★シリーズ累計23万部突破(新装版含む)★★
アニメ『アニ×パラ』パラ卓球編で登場人物の大地&純が登場

東小卓球部をめぐる、部活スポーツ小説。キャプテンの大地を主人公に、困難を乗り越えたときに見える、本当の「チーム」の形を描く。2007年刊行の「チームふたり」の新装ソフトカバー版。スピンオフ短編も新掲載しており、当時からの読者も楽しめます。

[あらすじ]
東小卓球部のキャプテン大地は、小学校最後の試合で最強のダブルスを組みたかったのに、5年生の純と組むことになりがっかり。納得のいかない大地だったが、それどころではない「事件」が学校でも家でも起こる。それらを乗り越えて、大地が見つけた「チームふたり」のカタチとは?

感想・レビュー・書評

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  • 「ふたり」の力

    東小卓球部キャプテン大地は、大事な引退試合で、あまり強くない5年生の純とダブルスペアを組まされる。納得がいかない大地だったが、助け合う両親の姿を見て、純と精いっぱいがんばろうと決意する。

    「父さんと母さんとは違って、ぼくらは好きな者同士で組んだわけじゃない。でも大会にはふたりで出場するのだ。」

    少し都合のよさを感じさせたり、首をかしげたくなる設定も見られるが、2人で力を合わせてがんばろうとする大地と純や、大地の両親の姿に感動する。
    読みやすく、読書が苦手な子にもおすすめできる。

  • 東小卓球部のキャプテン大地は、小学校最後の試合で最強のダブルスを組みたかったのに、5年生の純と組むことになりがっかり。納得のいかない大地だったが、それどころではない「事件」が、学校でも家でも起こってしまう。それらを乗り越えて、大地が見つけた「チームふたり」のカタチとは?大人気卓球小説シリーズ第一弾の、待望の新装版!書き下ろしのスピンオフ短編も収録。

  • おもしろかった。
    小学生が参加する卓球大会というと、バリバリの卓球教室参加の子をイメージするが、小学校のクラブ活動、とすることによって、いろんな立場の子供がいておもしろい。
    巻末の短編、ハセッチのカットマン転向秘話もよかった。

  • 6年生の大地は、卓球部のキャプテン。引退試合では、最強コンビで勝ち上がろうと思っていたのに、ダブルスを組まされたのは5年生の純だった。納得できない大地だったが、黙々と努力する純を見るうちに…。

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著者プロフィール

神奈川県出身。2005年『秋の大三角』で新潮エンターテインメント新人賞を受賞。『劇団6年2組』で第29回うつのみやこども賞受賞。作品に、『チームふたり』からはじまる「チーム」シリーズなど多数。

「2014年 『新装版 チームシリーズ 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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