木かげの秘密 (ティーンズ文学館)

著者 :
制作 : 杉田 比呂美 
  • 学研教育出版
3.65
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本棚登録 : 35
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052037931

作品紹介・あらすじ

クラスで飼っていた金魚が病気になって、生き物係の中井君は金魚を捨てに教室を出ていった。その数日後、おなじ生き物係の葉月は、校庭のエノキの木の幹で、ピカッと光る何かを見つけた。荒れたクラスで、金魚をきっかけにして二人の交流が始まっていく。

感想・レビュー・書評

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  • 中井くん、金魚を捨てに行かされる。葉月、木かげの秘密を発見――物語がスタート。

    クラス内の力関係はいじめにもつながる。人それぞれ、自分を大切にってのが主題なのかな。
    生き物係の葉月と中井くん、そして矢島くんが主要人物。
    葉月は明るく振る舞いながら心は冷めている。あまり周りに合わせられないいじめられがち中井くん。仕切りやで幅を利かせていた矢島くん。
    秘密と言ってもスリル満点どきどきではなく小学生的。勿論当人たちは楽しいのだろうけどね。校内の木なんて格好の遊び場なのによく見つからなかったなー。

  • 私が 小6の頃って こんな繊細だったかな?
    キリキリと伝わってきました。

  •  連休明け、6年2組の教室で飼っている金魚の1ぴきが病気になった。葉月と同じ生き物係の中井くんは、病気の金魚を空き缶に入れ教室を出て行った。しばらくして、葉月は、校庭のすみのエノキの木のところで何かが光っているのを見つける。

  • 小川未明文学賞大賞受賞作品。
    現代の等身大の子どものようにも思うが、あまりにクラス担任が無関心過ぎている印象。
    クラスで起こっていることに気づかないのも甚だしい。
    また、どの子の描き方もさっぱりとしすぎていて、いじめている子もいじめられている子も、その家庭環境の描き方が弱いと思った。中井君についても主人公の葉月についても、もう少し描写がはっきりしていたら、イメージしやすかったように思う。

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