③白い恐怖 (5分後に意外な結末)

  • 学研教育出版 (2013年12月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (196ページ) / ISBN・EAN: 9784052038976

作品紹介・あらすじ

SF、ホラー、ミステリー。くすっと笑える話、ぞっとする話、感動する話。ページにして数ページ、5分程度の時間で読めて、最後に「あっと驚くドンデン返し」。大人気アンソロジーシリーズの第3弾。朝読にも最適な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • この本で黒猫や夢十夜など思いがけなく久しぶりに触れることができたので改めてポーや夏目漱石を読みたくなった。

  • 今回読んで心に残った章は結婚生活という章です。いつも私が心に残る章は珍しい題名が多いけど、今回は特に珍しくなかったので普通に読んでいました。最初このお話は普通の結婚生活の話なのかな~くらいで読み始めたら最初から『 離婚調停の真っ最中であった』と書かれていてえ?!っとなりました。それであー別れるのね。と感じていました。それでパトリックという人が色々と浮気したんだな、ヒモ男なんだな早く別れなよーと思ってたらアリスという妻が『 分かれません!!』と言ったのがとても衝撃的でどっちもやばいんだなと思いました。

  • いろんなショートショートを読みたい人におすすめです!!
    またいろんな発想に出会いたい人が「こういう発想もあるんだな」と思える一冊です♪
    ぜひ読んでみてください。また、読み返すと感じたことが変わってくることもあるので読んでみてください。

  • 人気のシリーズということで、娘に読ませる前に親である自分が読んでみました。
    小学校高学年〜を対象にしたシリーズとのことですがテーマが重い。恨みや殺人などネガティブな話が多すぎる。残酷な描写もあって、私は子供に読ませたくないと感じました。
    結末も予測がつく話もちらほら。
    他のテーマはわかりませんが、この白い恐怖は個人的にあまり好きではありません。

  • イラスト/usi
    DTP/株式会社 新後閑
    装丁/小酒井祥悟(Siun)

  • ショートショートで読みやすい
    オリジナルもあれば古典のリメイク作品もあったり
    タイトルに恐怖ってあるからホラーテイストが多いのかななんて思ったけど、そこまででもなく
    オチが意外な作品ばかりで面白かった
    「おお、神様」が特に好き

  • 知っているお話もアレンジされて収録。
    そこまでホラーとは個人的には感じませんでした。
    オカルト要素強め……なのはありましたが。
    サラサラ読めますが、このシリーズに早くも慣れたのか意外性はそこまで感じず。
    お話の切り替えとこちらの心の切り替えが上手く噛み合わないと楽しめないかも……
    一応児童文学だし、こんなものかな……とは思います。

  • 簡単に読めるわ。有名な作品のアレンジもあるのね

  • 「妻への広告」開幕、こういう人間の隠れた陰惨さオチ、好きだな~~…
    「親から届いた手紙」とかもね
    「スレドニ・ヴァシュター」はサキらしいブラックさだよな~~~~~~~~
    やっぱみんな「夢十夜」の第三夜好きだよね、一番分かりやすく訳分からんのに怖いってかゾクッと来るからかな…
    「さよなら、ぼくのカメ」はアルアルなんだけどアンファンテリブル・オチにすると途端にめっちゃ怖いな…
    ポーの「黒猫」はそうか、こういうのに収録される作品なんか…
    「饅頭こわい」をこういう風にアレンジ・翻案するか…なるほど…

  • まんじゅう怖いはそのままでよかったんじゃないの?

  • 怖かった。

  • 自分では想像出来なかった結末が読めてよかった

  • これ、児童書とはびっくり!結構えぐかったんですが…かわいい結末では決してないです。色でシリーズがあるので、読破したいと思います。

  • 怖い話が結構怖かった。

  • 1話1話がとても面白くて、そして最後には題名どおりに意外な結末があります。最後何があるか分からないので、最後まで読みたくなります。

  • 超短編の物語
    クスッと笑えたり、非現実すぎてうーんとなるものもあるけれど、サクサク読める本
    図書館ではYAとして分類されている
    これは最近できた分類なのか、、、?

  • 時間潰しに最適な本。夏目漱石、ビアス、ポーなど有名作品入っているが、他は読んでいる途中で結末がわかってしまうものが多い。
    まあ、リラックスして読めることはいいことだ

  • 978-4-05-203897-6
    C8393\1000E
    学研教育出版

    2013年12月27日 第1刷

    妻への広告
    スレド二・ヴァシュター
    夢十夜
    ずっと探していた女性
    カウントダウン
    鬼ごっこ
    迷惑な隣人
    丑の刻参り
    さよなら、ぼくのカメ
    塀のなかのルール
    結婚生活
    おお、神様。
    黒猫
    親から届いた手紙
    オアシス
    結婚相手募集
    犬におびえる少年
    射撃
    愛を貫く勇気
    正義が勝利した日に
    期末試験
    呪いをかけられた王子
    フレッドの弱点
    禁じられた愛
    副業
    蜻蛉玉
    魔法のランプと人生

    目次は有るが 後書きは無い。

    五分程度で読める短編集。
    (たぶんジャンルとするとホラーっぽい何か)
    読み終わった後に良い感情になることは無い。

    落語を元にした話もあるが、落語の場合はやられた~って笑えるんだけど、この話ではこういう奴には関わりあいたくないもんだと思うだけ。痛快さが感じられない。

    イヤミスなど、読後に嫌な気持ちになりたい時(人)には良いのかもしれないが、今の自分にとっては、得る物も無く楽しめる物でも無かった。
    手元にあっても読み返す事は無いだろう。
    (とりあえず 読み終えたので評価は☆)

    シリーズとして色々出ているようだけども、そちらはどうなんでしょうね?累計でかなりの売り上げのようだけど、自分はこれを楽しいと感じる年代でも読書傾向でもありませんでした。

    1刷から5年経過で2刷が出ていないって事がなんとなくわかる気がする。

  • "これを読む少年少女は、結婚についてどのような印象を持つのだろう。
    本書にはあまり幸せな結婚は登場しない。
    ろくでもない結果を招くものばかり。
    意外な結末ばかりの短編を集めたシリーズで学ぶべきこととは何だろう。
    単なる暇つぶし?もひとつ。
    短時間に情景を読者に浮かべる語り部、文章を学ぶこと?
    イマジネーション、発想を広げること?
    シニカルな世の中を学ぶところ?
    多くの小話が、教訓を与えてくれているが、中にはいたたまれない終わり方をする話もある。
    本書が発行された時代の空気を表しているのかもしれない。

    あまり深く考えずに、素直に読み込む人が一番の幸せ者だと思うのだが。"

  • 私がこの本で一番不思議に思った話は、塀のなかのルールという題名の本だ。ある男の人が逮捕され、刑務所に入ったときのことだ。「629!」や「271!」と誰かが叫んでは爆笑するときもあるし、しーんと静まりかえってしまって冷たい目を向けたりするのだ。逮捕された男は、試しに番号を言うと、みんなが面白がっていたので、私にはよく分からないけど、そこでのルールでそういう楽しい遊びがあるんだなと「へぇ~」と思った。この本では、人によってのいろんな見方がいろいろあって、やっぱり人の考え方はそれぞれ違ってすごいなと思った。

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