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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784052040276
作品紹介・あらすじ
しけことこけみはさびれた土産屋で売れ残ったこけしの姉妹。日々退屈な姉妹の密かなたのしみは、道ゆく人々の夢をのぞき見ることだった。ある日、土産屋におじいさんの孫が現れ、孫の夢を見た姉妹は…? こけし色たっぷりのこけし絵本。
感想・レビュー・書評
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犬ん子さんの独特な絵がクセになる。
ハマりそう…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだろうな。ちょっと落ち着かない気持ちになるのは。子どもが喜びそうな感じもするけど、大人向けのような気もする。こけしの姉妹はシュールな設定ではあるけれど、後半はリアルな世界のいい話になっている。ユニークな絵本。
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しけことこけみが覗く、人々の夢が楽しい。じさまの孫は、じさまにこけし作りへの情熱を呼び覚ましましたが、他人の夢を覗くだけだったこけし姉妹に、自分の夢を自覚させたのも彼ですね。
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息子7歳2ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)
ちょうど良いボリューム ◯
その他
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夢見る こけし姉妹♪
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びっくりするほど好きだ。
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土産屋で売れ残っているこけしの姉妹、しけことこけみ。
退屈な日々を紛らわすために、土産屋の前を通る人々の夢を覗いていた。
こけケケケ
こけけのケ
ゆめをみさせて
コケケけろ
あのおばさんもあのおじさんも、お金持ちになる夢、豪華な暮らしをする夢…。
退屈な夢なんかない、というしけこ。
あるとき、土産屋のおじいさんの孫が遊びに来て、しけこは孫の夢も覗く。
孫は海外で生活していてこことは全く違う華やかな生活。
実際に見てみたいと思うしけことこけみと波長が合ったのか、孫はこけしの姉妹を気に入り一緒に海外に連れて行くことに。
海外でこけしは人気になり、おじいさんは長らく休業していたこけし作りを再開するのだった。
呪文を唱えるとことがホラーチックで怖い。
けれど、なんだかいい話でまとまっている。
絵も笑える。
こけしが主役と言うのは珍しい、という意味でも楽しめる。
著者プロフィール
チャンキー松本の作品





