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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784052041174
作品紹介・あらすじ
累計200万部突破! 大人気小学生向け読み物
「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ 第10巻!
「フクロウ トルーディの森を守ってみせるわ! 」
●お話のあらすじ●
リリアーネとイザヤは、林間学校に出かけました。
森を歩いている途中、助けを呼ぶ声を耳にします。
声の主は、木から降りられなくなった
フクロウのトルーディでした。
また、この森がショッピングセンター建設のために
こわされてしまうことを知ります。
どうすれば、森や動物たちを守れるでしょうか?
さまざまな困難が、リリアーネと動物たちにまきおこる
はらはらドキドキの冒険物語!
●もくじ●
春 …6
体験合宿 …26
モグラ騒動 …46
夜の森の散策 …59
サッカー …82
小さなフクロウ …98
ツップリンゲン動物公園 …121
トルーディの救出 …136
悪い知らせ …161
カラオケ大会 …176
挑戦 …200
友だち …219
広い野原 …238
勇気 …254
魔法の世界 …275
人間の鎖 …289
訳者あとがき …316
――「動物と話せる少女リリアーネ」って? ――
シリーズ累計200万部突破、中学年以上の小学生に大人気の児童書です。
主人公リリアーネは、動物と話せ、笑うと植物を元気にできる
特別な力を持っています。
このシリーズは、リリアーネが親友イザヤや家族といっしょに
動物たちに幸せをとどけようと頑張るお話です。
本編13冊のほか、スペシャルファンブック4冊などが刊行されています。
感想・レビュー・書評
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この本で一番びっくりしたことは、トリクシィがとても歌が上手だったということだ。他にもびっくりしたことがある。それは、リリが勇気を出して、マスコミたちを利用して森を守ろうとしたことだ。それを考えたイザヤもすごいと思ったが、それに協力したいろんな人たちの人間の鎖もすごいと思った。それから、フクロウたちも助けられたし、イザヤとリリの中も深まったので安心した。
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先がどうなるのかドキドキした。シュヴァルツシュテンゲル氏がもぐらのせいで土に入っていくところが、ものすごくおもしろかった。
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"『スーゼウィンド嬢、わたくし、あなたのことをとても高く評価しておりますのよ。お気づきでした?』猫は言いました。『わたくしは、いつもおおっぴらにはお伝えしませんけど、あなたにきわめて大きな好意をよせておりますの』"[p.89]
10巻目。
トルーディの話し方がけっこう好き。
等身大なリリが良い。
"イザヤは自信なさそうにリリを見つめました。「ぼくにもわからないや」
「あなたはわたしの親友よ、イザヤ」リリは体をすべらせるようにベッドのふちにすわり、イザヤを引きよせ、ぎゅっとだきしめました。グロリアとヴィクトリアのうそに引っかかってしまった自分をとてもおろかに感じました。それに、イザヤがリリにうちあけてくれなかったのは、自分のせいだとも思いました。ここのところ、いつも自分の問題にふりまわされて、リリもうんざりしていました。けれども、それが原因で、リリとイザヤの友情にまでえいきょうが出るとは考えてもみませんでした!リリは、イザヤの中でなにがおこっているのか、もっとよく知りたいと思いました。"[p.229] -
出会ったフクロウがリリにマスコミの取材にしっかりと答えれるようにするところが好き!
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森の中で動けなくなった小さいフクロウを守るために立ち上がるリリアーネ。勇気を出して、マスコミのインタビュウーを受けながら、町のみんなと人間の鎖を作って森を守ろうとする。土の中からモグラが顔を出すところは笑った。モグラも役に立つことがあるんだ。
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社会との関わりを意識するようになったリリアーネ。同級生との関係も変化し、精神的に成長したところを描いている。
後半、一気に読ませる展開であった。
著者プロフィール
タニヤ・シュテーブナーの作品





