「悩み部」の栄光と、その慢心。 (「5分後に意外な結末」シリーズ)

  • 学研マーケティング (2015年7月23日発売)
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本 ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784052042690

作品紹介・あらすじ

大好評「5分後に意外な結末」の新シリーズ第2弾。高校を舞台に、通称「悩み部」の個性的なメンバーたちが、事件や悩みの解決に活躍したり、失敗したり。ミステリーあり、笑いあり、感動ありの全20編。最後に意外な結末が…。

感想・レビュー・書評

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  • 私はこの本を読んで隣の芝生は青かったという題名に引かれこの本を2冊目に読みました。普通に考えたら芝生が青いことはないし、空の色が反射してそう見えたのかな?ととても謎が沢山ありました。でも読んでいくうちにクロスケがほんとに自分の嫌いな性格だなー、と感じムカつきながら読んでいました。途中でクロスケが『 いらねぇ?!』と言ったところがとてもムカつき、本を読みながらこんなにムカつくことが初めてだったので色んな感情が出てきて、最終的には面白かったです!

  • 物語に入り込めてきたせいか第一作より★+1。文字のボールドフォントも気にならなくなってきた。「お花畑騒動」相反する条件のときの対処方法で大いに悩むというのは「青春」って感じがする。年をとると「有限の時間」を意識するようになるせいか、もっと早く決断すること、そして、その決断による結果(起きてしまったこと)にいつまでもかかずらったりせずにいられるようになるのだと思う(なっていけるのかなあ)。平凡さに悩む美樹が「俺ガイル」の由比ヶ浜ポジションか。3人チームだとどうしてもそのポジションが生まれてしまいそう。でもその普通さゆえに「つなげる」ができる。3人じゃないのでちょっと違うけど「けいおん」のあずにゃんポジションも近いのかも。ピックアップ:「就職試験」「不安の原因」「おみくじの効果」「やややかな実験」。

  • 初めて手に取った悩み部シリーズ。
    しかし読み進めるうち、少しずつ積もってゆく拭えない違和感があった。
    どうもしっくりこない。なぜだろう。読み違え? はたまた作中のギミック? いったいこの感覚は……。
    そして私は気づき、痛恨の叫びを上げた。
    「しまったーッ! これ一巻じゃなかったー!!」

    かなーりライトな日常系ミステリ。
    というか児童書なんですね。読み始めるまで気づかなかったので、そこも心構えを間違えていた感があった。色々ミスったので評価なしで。
    トリックは「現実なんてこんなもの」と登場人物が言うようなあっけないもので、人のウソや認知バイアスなどを中心としたつくりになっていた。
    既存のミステリをはじめ、ひっかけクイズや心理学などが好きな者にとっては既視感を覚えるだろう。初見なら面白そう。
    ストーリーとしては後味のよいものは少なく、なんだか変にリアル路線だなあと思った……が、若い想定読者層にはこういうほんのり毒気のある(?)展開のほうがウケるのかもしれない。
    あるいは、一巻がストレートな活躍系だったのかな? ううむ、そっちにも手を出してみるべきか……。しまったなあ。

  • 「悩み部」の栄光と、その慢心。。麻希一樹先生の著書。「悩み部」のメンバーたちの様々なストーリー。気軽に読めて楽しい。空き時間に気分転換として読む本としてお薦めです。

  • ・この本は小説で、たくさんの話が入っています。前作「5分後に意外な結末」のような急展開もあるので、ぜひ読んでください。

    ・この本の中の学校の生徒が、悩みを悩み部に解決してもらいます。その悩みがおもしろかったり、解決の仕方もおもしろかったのでおすすめします。

  • ん~、こんな感じか。
    意外な結末、ねぇ。
    なんかキノの世界に似ている…。

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