小さなホッキョクグマ ミルキー! (動物と話せる少女リリアーネ 11)

  • 学研プラス (2016年9月15日発売)
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本棚登録 : 304
感想 : 6
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  • 本 ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052044786

作品紹介・あらすじ

累計200万部突破!  大人気小学生向け読み物
「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ 第11巻!
「ホッキョクグマのミルキー、
わたし、あなたの言葉がわからなくなっちゃった! ? 」

●お話のあらすじ●
ホッキョクグマの赤ちゃんミルキーは、
お母さんグマと死に別れ、
リリアーネのいる動物園にやってきました。
リリは、親代わりの動物をさがします。
ところが、ぐうぜんミルキー誘拐計画を知り、
助けようとしたところ、頭にケガを負ってしまいました。
すると、リリアーネはとつぜん、
動物たちと話せなくなってしまったのです?

さまざまな困難が、リリアーネと動物たちにまきおこる
はらはらドキドキの冒険物語!


●もくじ●
ゴロニャン淑女の特別な計画 …6
ブタのプリンス …21
ミルキー …41
子グマ、発進!  …67
大混乱 …90
気むずかしいクマ …113
転ぶ …127
災い …147
希望の木 …167
結婚式 …186
動物園は大さわぎ …214
屋根の上のホッキョクグマ …242
パパベア …262
訳者あとがき …282


――「動物と話せる少女リリアーネ」って? ――
シリーズ累計200万部突破、中学年以上の小学生に大人気の児童書です。
主人公リリアーネは、動物と話せ、笑うと植物を元気にできる
特別な力を持っています。
このシリーズは、リリアーネが親友イザヤや家族といっしょに
動物たちに幸せをとどけようと頑張るお話です。
本編13冊のほか、スペシャルファンブック4冊などが刊行されています。

感想・レビュー・書評

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  • この本で一番ドキドキしたのは、リリが頭を打って、リリが持っている能力がなくなったことだ。動物ともリリは話せなくなってとてもかわいそうだなと思ったし、リリは大丈夫だろうかととても心配した。しかし、イザヤやリリの家族のおかげで能力をとりもどして、リリがとても喜んでいたので安心した。他にもたくさんの危機がせまったが、最後には、ビネガー大佐とグリムさんが結婚式ができたし、ホッキョクグマたちの仲もよくなって、無事に終わったので安心した。

  • ミルキーとライガーと子ブタをぬすんだアライグマみたいな男をみんなアライグマとよんでいたところがおもしろかった。

  • 私は、若おかみは小学生という本を読んでいて、最終的にユーレイが見えなくなっちゃったから、今回もそうなるのかな(能力)と思いましたが、でも、今回は、ちゃんと能力がもとに戻って、よかったです。

  • (2017-10-21)(2017-02-17)

  • "「ぼくらにはなにも見えていない。だけど、動物たちは、なにかあると気づいている」イザヤは説明しました。「ミルキーを見つけたければ、きみが動物の話すことをわかるようにならないと」イザヤはリリに近より、こんどはとても静かな声で言いました。「集中するんだ、リリ。そうやって、記憶だってとりもどしたじゃないか。動物とだって話せるようになる!」イザヤの目には、リリへの信頼があふれています。
    リリは、喉まで出かかっていた反論の言葉を、ぐっとのみこみました。イザヤの言うことは正しいのかもしれません。記憶をとりもどしたときのように、動物と話せる能力をとりもどせるかもしれません。"[p.248]

    11巻目。
    リリが感じた絶望の、その表現がすごい。

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著者プロフィール

ドイツで活躍する児童書作家。ドイツやイギリスの大学で文芸翻訳、英語学、文学を学ぶ。翻訳および編集の仕事に携わった後、現在は児童書やYAを中心に執筆する。代表作「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ。

「2021年 『水瓶座の少女アレーア 全7巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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