名探偵シャーロック・ホームズ 3 ホームズ最後の事件!? (10歳までに読みたい名作ミステリー)

制作 : 芦辺拓 
  • 学研プラス
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本棚登録 : 154
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052045332

作品紹介・あらすじ

名探偵ホームズが、その推理力でさまざまな事件に挑む人気シリーズ第3弾。ある日、つかれた顔でワトスンの元を訪れたホームズは、けがをしていて……。『ボヘミア王のひみつ』 『ホームズ最後の事件!?』の全2話収録。世界一の名探偵の運命はいかに?

感想・レビュー・書評

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  • 息子8歳8ヶ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り)◯
    その他

    私は、中学生のとき電車の中で「最後の事件」を読んで、泣きました(笑)

  • まさかホームズがさいごとは、

  • 9歳息子と読了。
    ボヘミア王のひみつ、とホームズ最後の事件!?の2話収録。
    どちらも面白かった!

    ボヘミア王のひみつ、は国王が直々に依頼に来るという設定がなかなかすごい。ホームズの名探偵ぶりがわかる。さすがに国王ともあって謝礼の羽振りも良い。

    国王の身なりが派手というくだりが若干ディスってる風でちよっと笑えた。

    イギリスの紳士はどんなお金持ちでも黒っぽい、地味な身なりをしていて、帽子も派手なものでなくシルクハットや山高帽を好む、とあった。

    なるほどなぁ。
    確かにイギリス紳士はシックな印象。
    特にホームズやワトスンは上質だけど落ち着いた色味やデザインを好んで身につけていそうだし。

    で、お話の展開が国王の女性スキャンダルという俗っぽい展開もなかなか新鮮。
    そんなスキャンダルに対してホームズが淡々とヒアリングするあたりが個人的には好き。

    最終的には依頼に応えることはできず失敗に終わったのだけれどその余韻も良かった。

    アイリーン・アドラーという女性は美しいうえに頭もキレて、勇敢で行動力もある。めちゃくちゃ魅力的で気になる。これからの展開も何かあるのかな。。。

    ホームズ最後の事件!?ではいつも余裕たっぷりだったホームズが憔悴してる様子で、ホームズでも追い詰められることがあるのか、と思った。

    宿敵モリアーティ教授との駆け引きがクライマックス感があり、ドキドキハラハラしながら読み進めた。

    これまで読んだシリーズはずっとイギリス国内だったので、はるばるスイスまで行く旅路もワクワクしながら読めた。

    当時の、ヨーロッパやアメリカとの人の往来や情報の往来について思いを巡らせながら読むのはなかなか楽しいひとときだった。

    最終的に、ホームズもモリアーティ教授も滝つぼに落ちてしまったのだろう、という大方の見方で終わっている。

    これは読者の想像に委ねたかったからなのか、続編を続けることができるようにとの保険だったのかは分からないけれど、私にとってはありがたい展開だったことは確か。

  •  『ボヘミアの醜聞』と『ホームズ最後の事件』の2話収録。
     結構簡単にまとめられてた。

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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