銀河鉄道の夜 (10歳までに読みたい日本名作 1)

  • 学研プラス (2017年4月27日発売)
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本 ・本 (154ページ) / ISBN・EAN: 9784052046070

作品紹介・あらすじ

★★小学生に読まれてシリーズ累計215万部突破★★
お子さんに、お孫さんに、入学やお誕生日のプレゼントに!

[はじめて読む「銀河鉄道の夜」としておすすめ]
町で、銀河のお祭りがある日のできごと。
少年ジョバンニと、親友カムパネルラは、ふしぎな鉄道に乗って、旅に出ます。
そこで出会ったのは、たくさんのきれいな風景と個性ゆたかな人たちでした――。
人や自然へのやさしさがつまった、一度は読んでおきたい名作です。


この本の目次

物語ナビ
1 . 午後の授業
2 . 活版所
3 . 家
4 . ケンタウル祭の夜
5 . 天気輪の柱
6 . 銀河ステーション
7 . 北十字とプリオシン海岸
8 . 鳥をとる人
9 . ジョバンニのきっぷ
10 . しずんだ船の乗客
11 . リンゴ
12 . 赤帽の信号手
13 . 高原と深い谷
14 . サソリの火
15 . 真っ暗なあな
16 . カムパネルラ

物語について 文 / 芝田勝茂
日本の名作にふれてみませんか 監修 / 加藤康子


この本のみどころ・おすすめ

1.オールカラーイラストで、名作がぐっと身近に
1冊に50点以上ものカラーイラストを掲載。お話の世界に入りこむ手助けをします。

2.物語をわかりやすく紹介「物語ナビ」
ジョバンニやカムパネルラなどの登場人物紹介や、銀河鉄道の道のり図解、原作者の宮沢賢治についてなど、お話のイメージがつかめる「物語ナビ」つき。ささっと内容を見返せるので、感想文を書くときにも便利です。

3.原文の魅力をできるかぎりいかし、小学生向けに読みやすくした文章
小学生が楽しめるように、現代語表記にし、一部の文章をわかりやすく言いかえたり省いたりしていますが、一方で、できるかぎり原作の魅力を残すことを目指しました。難解な表現には、注釈で補足しています。

感想・レビュー・書評

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  • 最後のシーンが感動した
    カムパネルラの勇気がすごく伝わった。何回も読み返したくなった。
    是非みんなにも読んで欲しいです!。

  • めちゃくちゃ読みやすい。
    図書委員会の子からのお薦め。

  • とにかく、原文は難しいので。
    子どもと一緒に『銀河鉄道の夜』を楽しむべく読んでみた。
    宮沢賢治にまず触れてみるということで簡単そうなのをと借りてきた。カラー写真の解説もあって楽く読めた。でも、小学生がどのくらいこの宮沢賢治の美しく素晴らしい星空の中に、自分の空想の世界を重ねて楽しんでいるかは…謎。
    物語の好きな大人になったら、もう一度自分で読んで欲しいな。

  • 8歳息子の希望で数日かけて少しずつ読み聞かせしたが、この心が震えるような美しい表現の世界観を分断しちゃったのは失敗だった。
    最初から最後に向かって流れる天の川のような静かに煌めくお話の流れを途中途中で止めてしまうと、息子のように全体の理解がイマイチになってしまい母大いに反省。
    幻想的な宇宙空間の情景の中を進んでいくジョバンニとカムパネルラの銀河鉄道の旅は、じっくり一人読みで空想を働かせながら向き合うのがやはり最適。だいぶ読みやすくなっていると思うので、また成長したら自分で通して読んでみてほしいな。

  • 銀河鉄道の夜の舞台を見に行く前に予習として子供と一緒に読みました。最初に絵と共にあらすじが書かれてあるので大変読みやすいです。このシリーズで他の作品も読んでみたくなりました。

  • 読みやすくて、このボリュームの銀河鉄道の夜も面白かった。
    絵と文字とのバランスも良かった。

  • 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を短く、平易な文にまとめたもの。
    キラキライラストと文字の大きさ、文の少なさから、中学年くらいから読めそう。
    宮沢賢治の原文はなかなかハードルが高いので、入り口によさそうです。

  • れっしゃのたびで,いろいろなめずらしい物のなまえをまなびました。
    ジョバンニのおとうさんがかえってきたのか気になります。

  • な ①20200529
    た ①20210425

  • お父さんはどんな気持ちだったのだろうな。
    あまりに冷静過ぎて。
    宮沢賢治の作品自体、そんなに激情を態度で表さない気もする。表していても冷静に感じられるというか。
    ジョバンニもそうね。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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