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本 ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784052046308
作品紹介・あらすじ
「脂肪のせいで上手くもぐることができない」アザラシや「毎日10分しか眠ることができない」キリンなど、生き物77種のかわいそうでいじらしい生態を紹介!さらに、「忠犬ハチ公」など感動の実話も11話収録。感動泣きから笑い泣きまで、この一冊!
感想・レビュー・書評
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『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』がめちゃめちゃ面白かったので、同じく今泉忠明先生監修の本書を購入しました。ひらがな多めで平易な文章で書かれているので、小学生の朝読書にもぴったり(うちに小学生いないけど)。
「泣ける」との事ですが、そうは言っても児童書でしょ、なーんてタカを括っていたら痛い目に遭いました。
思ってたよりも泣ける(というか精神にクる)……!!!
紹介されている動物の生態の中には、「泣ける」というより「ざんねん」寄り?なものもあったりするんですけど、各章の間の「泣ける実話」が感動系じゃなくて悲劇系。
更に最終章の「泣ける絶滅記録」は物語仕立てになっており、すっかり引き込まれ読後しばらくは「愚かな人間どもよ……(怒)」という気持ちに。
他の生き物の気持ちを想像し、思いやることができるのは人間だけ、と今泉先生。
生き物たちは淡々と生き延びているだけなんだけど、それに勝手に感動したり同情したりするのは、人間の匙加減なんですよね。
それを踏まえた上で、人間側の倫理観や価値観を押し付けすぎないよう一歩離れた場所から観察する。私もこの「距離感」を常に忘れないようにしたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この著者の本はとても読みやすい。
77種類とコラム的なもの。
泣ける実話が好き。
ミセス・チッピー…。 -
図書館の新着本のところにあったので借り。
数ページ子どもと一緒に眺め。
おとなになったホヤは動けなくなるんだね…。
カメレオンは死んだらグレーなんだね…。
などと話した。 -
子どもが借りてきた
どの世界も詳しく知ると楽しい、と思った -
地球上にいる生物は、
現在見つかっているだけで約200万種いる。
「弱肉強食」のこの世界の中で
どうやって子孫を残しているのか。
生半可なものでなく、まさに「生きるか死ぬか」のバトル。
強いか弱いかではなく、変化に対応できたかが問われる。
生存方法がとてもユニークに映る。 -
まぁ、児童書ですからねぇ……。
テーマが「泣ける」ということだったが、泣ける……とはいかなかったかな。 -
宇宙にひとり片道切符で旅立っていったライカ犬など
本当に泣けるはなしから ちょっと面白く笑えるものまで
簡単にですが バラエティーにとんだ内容でした
小学校低学年から十分に読める内容です -
イラストがいい。
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「〜動物図鑑」とかいくつか出ていますが、この本は、生存競争とか食物連鎖、厳しさを当てたものが多かったかな。そして、実話のストーリーもあり。絶滅の原因は愚かな人間だな。この種の本は、子供が動物に興味がもてるきっかけになればいいな。
著者プロフィール
今泉忠明の作品





