5分後に意外な結末ex チョコレート色のビターエンド (「5分後に意外な結末」シリーズ)
- 学研プラス (2018年12月13日発売)


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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784052046421
作品紹介・あらすじ
累計440万部突破、朝読人気ナンバー1の人気シリーズの続編。恐怖、笑い、感動、奇妙な味、ミステリーなど、全30編を収める短編集。読書好き、読書嫌いもページをめくる手が止まらない。全編、意外な結末を保証! 朝読にも最適。
<目次>
死神/食糧問題/密室殺人/恋愛メガネ/琥珀の中の命/息子の親友/ふられ薬/落下/華麗なる裁き/心情/2匹の狼/100億円の価値/友人/父の交際相手/社長夫人/母に流す涙/秘伝のレシピノート/殺し屋の仕事/賢いスピーカー/ヒビの入った水瓶と完全な水瓶/彼女は公園で夢を見た/月明かりの道/細く長く/開いた窓/罪と覚悟/知能犯/寂しがり屋/光の射す彼方へ/神様からの贈り物/過去という未来への旅/泥棒と占い師/ママからのメッセージ/黄金風景
感想・レビュー・書評
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(5分で読めるかどうかは知りませんが)いくつかの話で構成されている短編集です。
「殺し屋の仕事」という物語が1番好きです。
(なかなかの意外な結末でしたよ)
この本を読んだ皆さんはどの話が1番好きですか?
最初のほうとところどころに出てくるイラストがあるのですが、それが可愛くて絵も楽しみながら読んでいました。 -
オリジナル作品だけでなく
昔の名著や、海外の言い伝えなどを
短くまとめた作品も収録されており
サクッとたのしめた -
何だろう
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短編が収められた人気シリーズ。
第1話の「死神」は、自分の病気が嘘のように消えてなくなってしまった男の話である。
ほっとしたのもつかの間、その病気がなぜ消えたのかを知った時、男は絶望を覚えるのであった。
「心情」の主人公は最低の男である。
神童ともてはやされながら、その周囲からの期待に応えようとしすぎて本当の自分を出せないでいた。
留年をしないように東京に逃げたり、自分の挙式をすっぽかしたり全く以て嫌な男なのである。
その男が一体誰だったのかを知ったときに文学に親しむ者、あるいはそうでなかったとしても、驚きを禁じえないだろう。
さらに言えば、男が誰かを知ったその後も物語は続き、ビターチョコレート色の物語であった。
読書量の多い読者であれば、どこかで聞いたことのあるような物語だと思うことがあるかもしれない。
星新一などショートショートの上手な作家に慣れ親しんだ読者であれば、物足りなさを感じることもあるかもしれない。
しかし、これをきっかけに読書に親しんでもらえる方が大切だ。
本好きとしては、文章に親しむ仲間が増えた方が嬉しい。 -
ビターエンドなだけにちょいブラック?
落語っぽさも感じた。
琥珀の中の命がすき。 -
ショートショート集。
「心情」が特に面白かった。 -
結末でひっくり返るような話ばかりではなかった。ショートショートというよりは短い作品集と思って読むとよい。
著者プロフィール
桃戸ハルの作品





