あした飛ぶ (ティーンズ文学館)

束田澄江 しんやゆう子

• 学研 (2017年10月24日発売)

作品紹介・あらすじ

小学６年生の星乃は、お母さんと姫島へ引っ越してきたばかり。クラスになじめずにいる星乃だったが、ある日、はねに星マークが描かれているアサギマダラという蝶をつかまえて……。第２５回小川未明文学賞大賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

[miyu918さんの感想 · 2018年4月18日]

　母の実家のある姫島(大分)に事情がありやってきた6年生の星乃。アサギマダラ。

[barubarusanさんの感想 · 2018年1月8日]

お母さんと二人、おばあちゃんのいる姫島に引っ越してきた星乃は、友だちともうちとけず、心を閉ざしてすごす毎日。ある日、旅する蝶アサギマダラをつかまえる。その蝶には、長野から飛んできたことを示すマーキングがしてあった。このマークをつけた人を探せるかな？
長い距離を旅する蝶がつなぐ奇跡の物語。

[miz300さんの感想 · 2017年12月25日]

とてもすっきりしたよい話。単品ドラマ化なり漫画化なりしてもいいくらい。アサギマダラ（蝶）のマーキング調査については初めて知った。

[はまだかよこさんの感想 · 2018年12月22日]

第30回読書画コンクール
小学校高学年指定図書
小川未明文学賞大賞受賞作品

旅する蝶アサギマダラのことを
以前聞いてびっくりしたことがあった
その蝶がつなぐ奇跡の物語
とてもあたたかな気持ちにさせてくれる
１２００キロの旅　
くすんで傷ついた羽

≪　あした飛ぶ　心を開き　あした飛ぶ　≫

著者プロフィール

主婦業のかたわら、趣味で児童向けの物語を書きはじめ、本作品で第２５回小川未明文学賞を受賞。

「2017年 『あした飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」