ゆけ、シンフロ部! (部活系空色ノベルズ)

  • 学研 (2017年12月26日発売)
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感想 : 4
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  • 本 ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052047657

作品紹介・あらすじ

ギャラクシー賞を受賞した傑作CMが、小説になって登場。温泉で行われる新しい競技「シンフロ(ナイズドスイミング)」……これは、シンフロ同好会に集まった少女たちが、汗と涙とお湯をかけ流す、感動の青春小説である。

感想・レビュー・書評

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  • シンフロ界にプロや全国大会が本当にありそうなほど、リアルに描かれていました。競技や練習の様子も、納得のいくものばかりで、実際に作られたCMから生まれた物語だからと思いました。
    高校の部活動への制限の理由や、トラウマを克服するために努力を重ねたり、クラブチームでの挫折から立ち直ったり、登場人物が抱えている問題が解決されながら成長していく様子は、読んでいて元気になりました。読後感も良かったです。

  • 極度のあがり症の遥は、自分を替えたいと思い、廃部になった「シンフロ部」を復活させようとするが、部活動を厳格に制限する校長のせいで、前途多難。部員も集まらず、経験者もいない…。ないないづくしだが、遥はあきらめない。それは、子どものころにであった、シンフロ選手の言葉が支えになっていたから。
    「シンフロ」って何?こんなのほんとにあるの?という疑問をものともせず、ぐいぐいストーリーが進んで行きます。ザ・部活の青春小説。思わず「シンフロ」でググってしまいますよね。

  • 物語に出てくる人がとてもゆうきのあるひとです。

  • 〇シンフロって、スポーツがあったんだ!スゲー!と思ってたら、大分県の温泉PRのCMだった。
    うっかり信じちゃうくらい、作中の練習風景や演技の様子が丁寧に描写されてた。
    めっちゃ面白かった。温泉県行きたい。
    〇メインの登場人物が1冊にしてはちょっと多かったかも。でも、どのエピソードも必要だなあ。
    〇たくさんのフラグを回収しきってた。

    遥は超あがり症。
    4年生のとき、おばさんに引きずられるように“シンフロ”競技を見せられる。
    何に対しても自信がなかった遥は、高校生のお姉さんにシンフロに誘われ変わろうと決心する。

    やがて、遥は高校生に。
    憧れのシンフロお姉さんの出身校に進学するが、シンフロ部は同好会に。
    仲間を集め、部に昇格しようと奮闘する。

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