ショベルくんとあおいはな

  • 学研プラス (2018年8月28日発売)
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感想 : 18
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  • 本 ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052048012

作品紹介・あらすじ

きいろいショベルくんとその仲間の働く車たちは朝から晩まで一生懸命働いて、建物をどんどん建てて行きます。ある日、小さな花に出会って、気にかけるようになったショベルくんでしたが…。乗り物好きな子どもに環境問題にも気づける優しい絵本。

感想・レビュー・書評

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  • はたらく車が大好きな息子にと選んだ絵本。
    シンプルだけどけっこう深いお話だった。

    ショベルくんたちは毎日仕事をする。
    クレーンくんは吊り上げ、ドーザーくんは押して、ショベルくんは掘る。
    一生懸命働いて建物をどんどん建てていく。
    そんなある日、ショベルくんは あおいはなと出会う。
    そこからショベルくんの何かが変わり始めて…

    ショベルくんにとっての あおいはな。
    幸せってこういうことだよね、と胸の中からあたたかいものが込み上げてきた。
    こういう気持ちをみんなが忘れずにいたら、世界はもっと平和になるだろうに。
    環境問題もそう。大切な人の未来のために私たちはどうすべきなのか…とても考えさせられた。

    息子は「泣きやんだ!もう大丈夫!種が見つかってよかったね!」と彼なりに感じるものがあったようだ。

  • 親が好きな本。
    3歳の子供には少し難しいよう。

  • 年少さん
    絵とタイトルを見て、図書館で借りました。
    シンプルな絵で、青い花の可憐さが引き立ちます。
    ショベルくんの優しさで、まちがお花でいっぱいになるといいな。

  • 花を大切にする心があたたかくなる本です。3歳児のこどもの反応はそこそこでした。

  • 働く車が好きなので図書館で借りたのですが、なかなか深い内容でした。全体的に静かな雰囲気なので寝かしつけにぴったりで寝る前によく読んでともってきました。

  • 泣けた

  • ショベルくんかだいじに守った青い花。少し詩的な物語。

  • ショベルくんにすっかり感情移入した3歳の息子はあおいはながきりたおされたショックで呆然とし、しまいには目からぽろぽろ涙が。悲しみを乗り越えて種を守り花を守ったショベルくんの優しさと強さから、なにか感じてくれたらいいな。

  • 車好きな息子のために…

  • 働く車たちは朝早くから仕事する。クレーン、ドーザー、ショベルの力でビルや橋が作られる。ショベルくんはどろの中に青い小さな花を見つける。毎日、花といると幸せだったが、ビルを建てるために切られてしまう。悲しんでいたショベルくんは、泥の中に花の種を見つける。ショベル君は山に登り、種を植える。花が咲き、ショベルくんは毎日会いに行く。
    ※開発と環境問題だと思うが、ショベルくんの一緒にいたいという気持ちが押し付けではなく、伝わるものがある。シンプルな絵もいい。

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