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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784052048357
作品紹介・あらすじ
ベストセラー『ざんねんな偉人伝』の続編。もはや、「偉人」と言っていいのかわからない歴史人物たちの、強烈な「ざんねん」列伝。源頼朝、足利尊氏、伊藤博文、伊達政宗、アルキメデス、コロンブス、カエサル、ガンジーらが、満を持して登場。
感想・レビュー・書評
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偉人、歴史的に有名な人物のトホホなエピソード集。
イラストも楽しく、1人2ページから4ページなのでさくさく読める。
歴史に名を残すような人は、尖っているはずなので、バランスとれている人物は少ないはず。
なので、良くも悪くも桁外れ、常識の枠外にあるのだと、思う。
時間を経て、昔の偉人となると、神格化されるものだけど、人間らしいエピソードがあった方が、親しみやすく、本当にいたちっぽけな人間が、おおきな歴史のうねりを出したんだなと感慨深い。
有名人だと、イメージと違う話が面白い。
伊藤博文 憲法を忘れたりおっちょこちょい
レーニン 革命成功した途端、農民を締め上げる
水戸光圀 とにかくケチで出世欲旺盛
水野忠邦 天保の改革しておいて、自分は賄賂で出世
マッカーサー マザコン
苛烈なイメージの人々が、やはり残虐なエピソード
ヘンリ8世、イヴァン雷帝
歴史上悪人扱いだけど実はできた人
徳川綱吉、明智光秀
あまりなじみのなかった人たちの仰天エピソード
黒田清隆 酒乱
加藤秋成 キレやすさ
松平定政 2万石の殿様が突然その身分を要らないと言い出す
稲葉紀通 太平の世に戦国武将は残虐なはみ出しものになる
松永久秀 とがりすぎで、信長と衝突詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ざんねんな偉人伝」の続編らしいです。
「ざんねんな政治家」「ざんねんな殿様」という感じざっくり分類されていましたが、「ざんねんな死に方」の分類が一番好きです(笑) -
ただすごいすごいとおもっていたのですがこのほんはそのことを本当に覆しました。すごいと思っていた人がすんごく残念なひとですこしショックでしたが面白かったです。たとえば、他の本には、省かれていたり、控えめに載せられたりしている失敗話が書かれています。
この本を読んで思ったことは、いろんなすごいことをやり遂げた人もいろんな失敗をしているんだなーと思い、なんか安心しました。
M -
総理大臣、殿様や王様、音楽家、哲学者、探検家…歴史上の様々なジャンルの有名人の「ざんねん」なところを取り上げてまとめた1冊です。児童書ですが、大人が読んでも面白い!完璧じゃなくてもいいんだと勇気づけられ、歴史も学べて笑えるお得な本となっています。(新冠町)
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誰かに言いたい!とざんねんな〇〇シリーズにありがちな感想ですが、そう思いました。授業でこの裏話を交えれたら直ぐに覚えられそう!
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歴史に名を残す人達でも、普通の人間と変わらず光と闇の部分があることに親近感が湧きます。面白く歴史の人物も学べて、すぐ読み終わりました!
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歴史的には偉人として伝わっているが、現実には残虐だったり、変人だったり、とんでもなく残念な人物だったりする。
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こんな人物だったんだってびっくりです。
著者プロフィール
真山知幸の作品





