マイヤ・プリセツカヤ (やさしく読める ビジュアル伝記 9)

  • 学研プラス (2018年12月20日発売)
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本 ・本 (148ページ) / ISBN・EAN: 9784052049347

作品紹介・あらすじ

【低中学年から楽しめる! 魅力満載の読み物伝記】
20世紀最高のバレリーナといわれるマイヤ・プリセツカヤの伝記です。
今から100年ほど前に、ソ連に生まれたマイヤは、おさないころから、おどることが大すき。8歳でバレエ学校に入り、やがて、世界じゅうの人びとを感動させるバレリーナとなります。しかし、つらいことが次つぎに起こり、人生は、たたかいの連続でした。
強く美しく生きた伝説のバレリーナの波乱の人生を、親しみやすくお届けします。

~おすすめポイント~
1、カラーイラストがいっぱい!
カラーイラストをたっぷり掲載。人物や人物が生きた時代について、理解を深める手助けをします。

2、ひとめでわかる「人物ガイド」
マイヤ・プリセツカヤがおどったバレエ作品の紹介や、ソ連時代のくらし、おもな登場人物の紹介など、本文を読む前にイメージがわきます。

3、ひみつがいっぱい「マイヤ新聞」
20世紀最高のバレリーナといわれるマイヤ・プリセツカヤの伝説や、日本に来たときのエピソードなど、人物の理解が深まる新聞です。おさらいできる年表付き。

感想・レビュー・書評

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  • 内容は一言では表せない。こんなことがあったのかと衝撃を受けた。わたしはこの時代に生まれてきてよかった。毎日の安全と美味しいご飯と優しい(?)両親。あの頃はそれはとても幸せなことだったのだろうか。そして珍しかったのかもしれない。マイヤもその優しい素敵な親を奪われ、父は殺され、母はボロボロになって帰ってきた。幼かったマイヤは、母をどんな心情で迎えたのだろう。そして、あの日々、何を考えて生きていたのだろう。秘密警察に監視される日々は幸せだったのだろうか?色々な疑問が湧いてくる。
    この内容は文章だけでは読み難かった。かわいい挿絵で心を和ませながら読まないと、心が壊れそうだ。読むにつれて胸が痛くなったけれど、ハッピーエンドで終わったので本当に安心した。私はこの幸せを噛み締めて生きようと思った。

  • 自分は、バレエをならっていてバレエで「ゆうめいのひとなんだな」とおもった。

  • この伝記シリーズは、絵が今時の子どもに合ってて可愛いし、漫画じゃないけど挿し絵もカラーで多く、字も大きめで、小学校中学年の子でも読めると思う。
    マイヤは知らなかったから、面白く読めた。久々に伝記読むのもいいな。

  • 息子の夏休み読書用に借りてきた。
    ソ連時代に父がスパイと疑われ、才能があるにも関わらず苦労しながらトップバレリーナへの道を進む女性の物語。
    その間、第一次大戦、第二次大戦なども乗り越えていく。
    バレリーナの素質はあったのだろうけど、本人の努力や忍耐、勇気に恐れ入る。それはやはり自分を信じる力、そして家族を信じる力が大きいからなのだと思う。
    またこの困難の中、体制を恐れず協力を惜しまないおじやおばの存在も素晴らしいと感じた。
    生で見ることはかなわないが、マイヤ・プリセツカヤの舞台を映像で見てみたいと思った。
    世界平和がどれほどまでに大切で有り難いものか再認識させられた。ウクライナの侵攻も一日も早く終結してほしい。

  • 字がが多くてたのしいよ

  • な ①20200504
    た ②20211111、①20200529

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著者プロフィール

児童書作家。埼玉県在住。創作物語とノンフィクション物語の両方を手掛ける。日本児童文芸家協会会員。創作物語に『ミクロ家出の夜に』『となりの猫又ジュリ』(国土社)など。ノンフィクション物語に『マタギに育てられたクマ』『読む喜びをすべての人に 日本点字図書館を創った本間一夫』(佼成出版社)、『知里幸恵物語』(PHP研究所)、『私が今日も、泳ぐ理由』『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)など。

「2022年 『指と耳で見る、目と手で聞く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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