オオカミ王ロボ (あべ弘士のシートン動物記 1)

  • 学研プラス (2020年7月2日発売)
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本 ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784052050664

作品紹介・あらすじ

強く大きく頭のいいオオカミのリーダー、ロボ。どんなわなも見やぶるロボの、たったひとつの弱点とは? 人間との戦いを通して、オオカミたちの気高い生き様をえがいた名作が、あべ弘士の筆で新たによみがえる。小学校低学年から。

感想・レビュー・書評

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  • いいお話だった。予想通りの結末だったけど、最後がかわいそうだった。弱肉強食の世界だから、仕方ないのだけど。

  • 表紙のオオカミの絵の迫力がすごい
    シートン動物記をあまり知らないので
    どうして狼が毎晩牛を一頭食べるのか
    気になった。
    人間の惨さを感じた話

  • 読み聞かせ用。絵がすごく良かった。弱肉強食、相手の弱いとこを狙わないといかんのかな。

  • あべ弘士さんの「オオカミ王ロボ」
    作品に取りかかる前に、カナダ中東部ノースウエスト・ウッズを訪れ、たくさんのスケッチをされたそうです。

    自由に生き生きとしたロボの姿を見られます。

    ロボの足跡、ロボが罠に糞をかぶせているところ、仲間たちと遠吠えを楽しんでいる挿し絵が好きです。


    そして、シートンがブランカの脚を握っている絵から、文とあわせて、よりシートンの思いが伝わってくるように感じました。



    (以下は、本を読んでからみてください。)



    そして、ロボとはじめて相対するとき。
    見開き2ページに渡るその絵から、ロボの大きさを。
    こちらを見つめる眼差しからは王の風格を。


    ブランカ以外のオオカミたちにも、触れていたほうが、ロボが王の座からおちた孤独がもっと伝わっのではと、絵に圧倒されましたが、そこだけ残念に思いました。

  • シートン動物記をあべ弘士さんの迫力ある絵で。賢く強いオオカミのロボ、5年で2000頭もの家畜を食べてしまう悪者なのだから、この終わり方は仕方ないのかもしれないけど、ロボもロボの奥さんも生きていてほしいと思ってしまう。たった1つの泣きどころが妻だなんて、なんてかっこいいんだロボよ。シートンめ!とつい思ってしまう物語。

  • 子供のころ好きだったシートン動物記。
    子どもと読みたくて借りたけれど、昔の記憶よりリアルな人と動物の関係があって、読みごたえがあった。

    こういった物語に触れるのも良い機会になる気がする。

  • 泣ける。どきどきと緊張感もある。絵も良い。同じシリーズの別の動物のも読みたい!

  • すごいお話だった。絵も合っていて迫力がある。何とも言えない読後感。ずしんときた。

  • 17'45"
    6章まであり
    1章2分〜5分



  • アメリカで牧場を荒らしまくる強くて大きく賢いオオカミ・ロボ。オオカミたちの気高い生き様や人間たちとの闘いが大迫力。カッコいいんだロボ。強くて賢くて愛がある。真のリーダーだな。でもたったひとつの弱点によって迎えたロボの最期はとても切ない。それでもカッコいいロボ。人間の方が悪く思えてしまうほど。

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