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- 本 ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052052330
作品紹介・あらすじ
数々の斬新なお化け屋敷で、全国の人びとを怖がらせてきた<お化け屋敷プロデューサー>五味弘文が仕掛ける、「読んではいけない」短編集。「白い顔」「雨の女」など最恐ストーリー4編、ショートショート10編を収録。「本ならでは」の仕掛けが読者を襲う!
感想・レビュー・書評
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連作ホラー。ジュニア向けのようなのですが、それでも充分に、というか充分すぎるほどに怖いです。文章と文字とイラスト、そして紙の質感。すべてが絶妙に交じり合って恐怖感を演出している一冊です。さすがはお化け屋敷プロデューサー。読むお化け屋敷と言っても過言ではないかも。この恐怖は確かに「本」でしか体感できません。
どこをとってもとことん不気味で恐ろしいのですが。各話の間に挟まれる短い物語の断片である「四人家族」がもう怖すぎて、嫌すぎて。いやそもそも四人家族じゃないでしょ! と突っ込む気力すら失せます。じわじわと高まっていく恐怖と緊迫感がたまりません。特にその中の「数遊び」でページめくってあのイラストページ見た時の衝撃が!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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