数字でわかる!ぎょうてんな歴史

  • 学研プラス (2020年7月27日発売)
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本 ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784052052644

作品紹介・あらすじ

「織田信長は2500人の兵で今川義元を破った」「豊臣秀吉が建てた一夜城は80日かけて造られた」「将軍・徳川家茂は虫歯が30本あった」など、数字をキーワードに38のお話を掲載。驚きながら面白がりながら、歴史の事件や人物、流れまでがわかる1冊。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルどおり、どのページもわかりやすい
    数字で日本の歴史の面白さを伝えてくれた。
    良いところは、今の数字に換算してあるところ。
    Kmや円など、昔の単位でないところが
    イメージしやすくてよい。

    特に驚いたのは
    東大寺の大仏に貼られた金箔が440kgもあった
    ということ。金閣寺の金箔は20kgというから
    莫大な量に驚く。
    金価格が上がってしまった現代、440kgの
    金箔を調達するのは至難の業。

    金ぴかの大仏様を見ることはかなわないだろう。

    本田忠勝が愛用した槍「蜻蛉切」の情報
    は、特別長いやりを愛用していたわけではない
    ようだが、人生で57回戦に出て、一度も
    傷を負わなかった槍さばきを思うと
    一度蜻蛉切の実物を見てみたいものだと
    思ってしまった。静岡の個人美術館で
    年に数回見ることができるそうだが、
    機会があれば、みてみたいものだ。

    歴史が苦手な私でも、楽しんで読むことができた。

  • テレビでも御馴染みの本郷和人さん著の歴史本です。縄文時代から明治維新迄の日本史で遣唐使、源氏と平氏、織豊・徳川時代等、誰もが一度は聞いた事がある人物に関する色々な数字について書かれています。例えば、聖武天皇が5年間の内に引っ越した回数、平氏打倒の為に源頼朝が挙兵した人数、足利義政の妻・日野富子資産額、大奥の一日の着替え回数等です。全ての漢字に平仮名が振られておりますので小学生でも楽しんで読める本です。(というか、ターゲットは小学生ですね。)

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。1983年、東京大学文学部卒業。1988年、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同年、東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、東京大学史料編纂所教授。専門は中世政治史。著書に『東大教授がおしえる やばい日本史』『新・中世王権論』『壬申の乱と関ヶ原の戦い』『上皇の日本史』『承久の乱』『世襲の日本史』『権力の日本史』『空白の日本史』など。

「2020年 『日本史でたどるニッポン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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