本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784052052644
作品紹介・あらすじ
「織田信長は2500人の兵で今川義元を破った」「豊臣秀吉が建てた一夜城は80日かけて造られた」「将軍・徳川家茂は虫歯が30本あった」など、数字をキーワードに38のお話を掲載。驚きながら面白がりながら、歴史の事件や人物、流れまでがわかる1冊。
感想・レビュー・書評
-
タイトルどおり、どのページもわかりやすい
数字で日本の歴史の面白さを伝えてくれた。
良いところは、今の数字に換算してあるところ。
Kmや円など、昔の単位でないところが
イメージしやすくてよい。
特に驚いたのは
東大寺の大仏に貼られた金箔が440kgもあった
ということ。金閣寺の金箔は20kgというから
莫大な量に驚く。
金価格が上がってしまった現代、440kgの
金箔を調達するのは至難の業。
金ぴかの大仏様を見ることはかなわないだろう。
本田忠勝が愛用した槍「蜻蛉切」の情報
は、特別長いやりを愛用していたわけではない
ようだが、人生で57回戦に出て、一度も
傷を負わなかった槍さばきを思うと
一度蜻蛉切の実物を見てみたいものだと
思ってしまった。静岡の個人美術館で
年に数回見ることができるそうだが、
機会があれば、みてみたいものだ。
歴史が苦手な私でも、楽しんで読むことができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレビでも御馴染みの本郷和人さん著の歴史本です。縄文時代から明治維新迄の日本史で遣唐使、源氏と平氏、織豊・徳川時代等、誰もが一度は聞いた事がある人物に関する色々な数字について書かれています。例えば、聖武天皇が5年間の内に引っ越した回数、平氏打倒の為に源頼朝が挙兵した人数、足利義政の妻・日野富子資産額、大奥の一日の着替え回数等です。全ての漢字に平仮名が振られておりますので小学生でも楽しんで読める本です。(というか、ターゲットは小学生ですね。)
著者プロフィール
本郷和人の作品





