ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン (ティーンズ文学館)

北川佳奈 しまざきジョゼ

• 学研プラス (2021年1月28日発売)

作品紹介・あらすじ

パリに住む１２歳の少年ジョアン。父の死により、父が働いていた理容店に引きとられる。周りから「お父さんのような理容師になってくれ」と言われ、そうするのがいいことだと思っていた。１人の男と絵に出会うまでは…。第２８回小川未明文学賞大賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

[thehinoさんの感想 · 2023年5月31日]

絵が素敵だなと最初に思い、借りてみたら夢中になって読んでいました。おすすめします！

[hazel8483さんの感想 · 2023年8月20日]

児童書でもお仕事小説好きで
ついつい手を出してしまう。
これは理容店のおはなし。

亡くなったお父さんがデキる理容師で
その共同経営者にひきとられた息子ジョアンは
いつか父親のようになりたいと思っているし
まわりからもそう期待されている。
でも、町で絵描きと彼の絵にふれて
違う選択肢もあるんじゃないかと
気がついてしまうわけですね。

親しくなった絵描きに
一緒に町を出ないかと誘われる一方
理容師の仕事もだんだんおもしろくなりはじめて
どっちを選ぶんだジョアン！と
やきもきしながら楽しく読みました。

[skxyz0101さんの感想 · 2024年11月1日]

7歳6か月の娘へ

[miyu918さんの感想 · 2022年11月28日]

パリ、12歳

[ayaponさんの感想 · 2022年6月14日]

個人的に今後も作品を追い続けたいと考えている北川佳奈さん。主人公が自分と向き合い、道を選択する最後は良かった。

著者プロフィール

イラストレーター。作家。出版社勤務をへて2020年フリーに。絵本作品に『かがり火』（青柳拓次文、mille books）、児童文学作品に、第28回小川未明文学賞大賞受賞作『ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き−シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン』（しまざきジョゼ絵、学研プラス）など。

「2022年 『6カ国語のわくわく絵ずかん　学校のことば　南北アメリカ・ヨーロッパ編』 で使われていた紹介文から引用しています。」