おとうさんのぼり

  • 学研プラス (2022年4月14日発売)
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感想 : 6
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  • 本 ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052053603

作品紹介・あらすじ

ぼくは、おとうさんにのぼるのがだいすきだ。
おとうさんの手をしっかりにぎって、しがみついて…。
おとうさんにのぼっていく。そして最後はいっしょにポーズを決めるんだ! 

今しかできない、楽しくて愛おしい親子のふれ合いあそび。
幸せを体感させてくれる親子三世代の物語。


【出版社からのコメント】
ふと気づくと、子どもの靴や洋服のサイズが変わっていて、
抱き上げた時の重さが「あれ?結構ずっしり」。という経験はありませんか。
そんな子どもの成長を体感した時は、時間の流れの早さに驚き、うれしいような、
さみしいような気持ちになります。

この「おとうさん のぼり」は、子どもの成長が大きく変わらないうちに、
また、のぼられるお父さん・お母さん側の体力があるうちにしかできない限定あそびです。
お父さん・お母さんをひとり占めして、お父さん・お母さんを何かの乗り物や生き物などに
見立ててあそべる、とっても特別なあそびです。

子どもはこのあそびを通して、「よし!のぼるぞ!」「やってみるぞ!」という
やる気がぐんぐんあふれ、「できた!」という喜びや自信を味わうことができるでしょう。

ぜひ、親子のかけがえのないふれ合いあそびを
絵本の世界で、または現実の世界で味わってみませんか?

感想・レビュー・書評

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  • お父さんのぐっと涙をこらえる姿にウルっとした(涙)

  • 9歳1ヶ月の娘
    6歳0ヶ月の息子に読み聞かせ

    いつの間にか親が
    自分より小さくなってるって
    ほんとせつないよなー

    おとうさんのぼりの
    エクササイズ的な絵本かと
    思ってたら

    感傷的なお話だった。

  • 《本屋》【再読】お父さん登り、楽しそうだなあ。

  • おじいちゃんがあしおけがした



  • ◆3y10m
    タイトルと表紙の絵で娘が選んできた本。
    お父さんとのふれあい遊びの単純な楽しいお話だと思っていたのだが、認知症の始まったおじいちゃん(お父さんのお父さん)が出てきて、読み聞かせている親がじんとしたり寂しい気持ちになったりする要素もあるお話だった。
    子どもはまだ「じいちゃん」が歳をとってしまった憂いのようなものは分からないみたいで、ただただお父さんとのふれあい遊びが興味深く楽しいみたい。

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著者プロフィール

児童文学作家。1961年生まれ。徳島県鳴門市在住。鳴門教育大学大学院修了。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などをへて、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を行う。絵本の主な作品に『おこだでませんように』(小学館)、『Life(ライフ)』(瑞雲舎)、『ええところ』(学研)、『ともだちやもんな、ぼくら』(えほんの杜)、『あなたの一日が世界を変える』(PHP研究所)、「いちねんせいの一年間」シリーズなど多数。2019年、新しい文学のスタイルにチャレンジした短編集『海の見える丘 あなたの未来へ贈る5つのものがたり』)(星の環会)を上梓。

「2020年 『5つの風の絵ものがたり(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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