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本 ・本 (136ページ) / ISBN・EAN: 9784052056130
作品紹介・あらすじ
【第30回小川未明文学賞 大賞受賞作品!】
~引っこし先の不思議な大家さんが、
わたしにだけ教えてくれた「ひみつ」って?~
身近な自然、動物、家族を、大切にしたくなる。
カステラみたいにふわふわでやさしい、心あたたまる物語。
小学4年生のこのみは、拾った子猫を飼うため、お母さんと2人で住める「ペット可」の部屋を探していました。なかなか見つからず困っていたところに紹介されたのは、カステラのような見た目のアパート。そこの大家さんは、魔女なのではないかといううわさがある、ちょっと変わった人でした。
このみは、大家さんを「ざらめさん」と呼び仲よくしますが、ざらめさんには、とあるひみつが……。不思議なことが起こるたびに理由をさぐっていたこのみは、ある日、ざらめさんの不思議な能力を見せてもらうことになるのです。
感想・レビュー・書評
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コマツさんの絵がかわいくて素敵!ざらめさんのキャラクターも良い。カステラみたいなアパートなんて、あったらぜひ私も住みたい。サラッと読める児童書でした。
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不思議なざらめさんの秘密をめぐる話ですね。一冊に上手くまとまっています。生き物好きな子にオススメしたいです。
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少し不思議で可愛い話を想像して読んだが少し思っていたのとは違った。
生き物との共存が一番の主題かなと思った。
子供に読んで欲しいとはあんまり思わなかったかも。 -
3.4年。コマツシンヤさんの絵がかわいい。ミッチの道ばたコレクションとも繋げて。さらめさんのひみつまでのお話もしっかりしていて読みごたえがある。
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拾った子猫を飼うために、ペット可のアパートに引っ越したこのみとママ。そのアパートはカステラみたいな色で、大家さんはちょっと不思議なおばあさん。
このみが公園で見かけた大家さんは、誰もいないのに誰かと話をしていた。
大家さんは魔女なの? -
猫を飼う為にこのみとお母さんが越してきたアパートは、まるでカステラみたいな見た目だから「カステラアパート」と呼ばれている。
そのアパートの大家さん「ざらめさん」はちょっと不思議な人だった。
魔女じゃないかという噂もあるざらめさんとこのみの触れ合いを描いた作品。
動物と話ができるざらめさんが魅力的。
こんな大家さんのアパートなら住んでみたいと思わせる。 -
ざらめ(皿目)さん、初めはもっと嫌なおばぁさんかと思えば後半はこのみとも、アパートの人達とも仲良くしていて動物と話せるって羨ましいなと思った。
実際に特急列車の中で見たカステラアパートから話しが作られた様だが、ざらめさんはカステラ風にアパートを作ったのには訳があるのかな? -
確かに犬を捨てる女も悪いけど、人ん家の玄関先で悪口叫ぶガキていうのも相当躾がなってない気がするんだけど。
この描写で女が改心したわけでもなし、何の意味があってこの章が存在するの?
すげぇ胸糞だわ。
あと、全体的に、だから何?感がすごいある。
いろんなことを詰め込みたかったんだろうなぁ…て思うけど、このくらいの文量に抑えたせいで、全体的に話が薄い。 -
うーん…
著者プロフィール
島村木綿子の作品





