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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784052056710
作品紹介・あらすじ
「鏡のうらには、……がある」――。
クラスの人気者のあの子や、成績優秀なあの子。うまくいっててうらやましいな、コンプレックスで悩みまくりの自分とは違う世界の子たちだ……そう、思ったことはありませんか? そして、そんな風に思ってしまった自分がさらに嫌いになってしまったり。
でも、あなたが見ている、彼ら・彼女らの姿、それって、本当の姿なんでしょうか?
どんな人だって、親にも友達にも言えないことを心の中に抱えているもの。
そんな人の前に、鏡の中の世界は現れます。
「鏡のうらのカガミさん」に会える人は特別。さぁ、あなたも鏡の前に立ってみて。
カガミさんのサロンに招かれたとしたら、それは……。
感想・レビュー・書評
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カガミさんと出会う、中学生6人の短編集。鏡の裏の世界、本当にあったりして。
メイクはもちろんだけど、カガミさんはそれだけじゃないビューティーアドバイザーなのかな。続きがありそうな終わり方だった。
個人的には「光と影」が好きだった。どちらが光でどちらが影かなんて、決めなくても良いのかもね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルと装画からホラーっぽい感じなのかと思ってたら、メイクで人生前向きに変わる感じの作品だった。
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最近メイクの話沢山あるよね。(なぜに?)
心の中に嫌な自分がいる時、鏡の裏に招待される。そこにはカガミさんがいて、悩みを聞いてくれる。最後には全員ハッピーエンド!次の話が気になります(涙) -
塾に部活にピアノに努力しているけれど挫折の連続の美咲
生徒会長が好きだけど転校生も気になってしまった天音
クラスメイトにも教師にも存在を認められていない白田
鬱屈とした思いを発散しようとしていると、甘くてエレガントな香りがして……
引っぱりこまれたのは鏡のうらのヒミツの部屋
ビューティーアドバイザーのカガミさんがメイクから洋服のコーディネートまでアドバイスしてくれる
「鏡を見る時は少しだけ目線を上げて」
『放課後オンライン』で中学生の悩みに答える新路線を開いたみずのまいが贈る新感覚ストーリー、2023年5月刊
《悩みがある子は全員読んで欲しい!》──サイトの紹介文
各章末におしゃれのポイントをイラストで解説した“鏡のうらのビューティーキーワード”付き
「変化するってことは成長でもあるし、成長するから変化するってこともある」
「勝利ではなく、自分がやりたいことの根っこをつかみなさい」
「世の中にはだれのせいでもない、まさかのことがあるの。どうしようもないことが」
6人の中学生にかけるカガミさんの寸言が心に響く
デビュー作を「文体が軽い」と那須正幹に評されたというが、本書は軽さの中に深みを感じる──いじめた子に謝ったときのいじめられた子の反応がリアルで重い
著者プロフィール
みずのまいの作品





