意味がわかるとおもしろい!世界のスゴイ絵画 ソフトカバー版

  • Gakken
4.64
  • (7)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 208
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052059049

作品紹介・あらすじ

■ムンクは実は叫んでいない!?
へぇ~な解説とデッカイ絵で鑑賞スキルが育つ名画ガイド、爆誕!

教養として注目を集める世界の名画。
「なんだか難しそう」「見方がわからない」そう感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本書では、迫力満点の巨大な図版とともに、画家のこだわりポイントや名画に隠された謎など、名画を楽しむヒントをたくさん紹介しています。
名画が身近に感じられ、鑑賞スキルが育つ1冊です。

■本書の特色
・解説が楽しい!
ムンクの《叫び》では、ムンクが絶叫しているように見えますが、その後ろを歩く人々は叫び声に驚く様子はありません。いったいなぜ? このように本書では、名画に隠された謎から、画家の生きざま、名画がたどった数奇な運命まで、名画を楽しむヒントをわかりやすく紹介しています。

・絵がデッカイ!
従来の画集や図録では、さまざまな縦横比の図版を1ページに収めて掲載するために、縦に長い絵画や横に長い絵画のサイズが小さくならざるをえませんでした。本書では、実物さながらの絵画の迫力を伝えるため、ほとんどの図版を見開きでまたいで掲載。開きのよい製本により、ノドの部分も見やすくなっています。

・イラストがおもしろい!
セルフプロデュースに長けていたインスタグラマー風のヴィジェ=ルブランなど、伊野孝行さんが描いた画家たちのユーモラスなイラストも魅力のひとつ。画家たちの個性あふれるセリフとともにお楽しみいただけます。

・コラムや資料も充実!
印象派の巨匠、マネ、モネ、ルノワールが天国で集まったら、どんな話をするのでしょうか。大画家たちによる対談を妄想でつづったコラムを各章末に掲載しています。巻末には、西洋・日本美術の流行がわかる年表や、この本に登場する絵画の実物を国内で見られる美術館ガイドもついています。

■掲載作品例(一部抜粋)
・第1章 謎がいっぱいの絵画
ダ・ヴィンチ《モナ・リザ》
ブリューゲル《バベルの塔》
尾形光琳《燕子花図屏風》
ダリ《記憶の固執》
カサット《桟敷席にて》

・第2章 画家の人生がつまった絵画
ゴッホ《ひまわり》
ムンク《叫び》
円山応挙《仔犬図》
ミケランジェロ《天地創造》
モネ《睡蓮》

・第3章 激動の歴史を歩んだ絵画
伊藤若冲《動植綵絵 南天雄鶏図》
ドラクロワ《民衆を導く自由の女神》
シャガール《誕生日》
ミュシャ《ジスモンダ》
ピカソ《ゲルニカ》

※本書は、2023年2月に学校図書館向けに発刊した『意味がわかるとおもしろい! 世界のスゴイ絵画』を、一般の方に向けて掲載作品点数を増やし、再編集した書籍です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 意味がわかるとおもしろい! 世界のスゴイ絵画 | 佐藤晃子,伊野 孝行 | 絵本ナビ:レビュー・通販(2023年発行のハードカバー版)
    https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=189759

    佐藤 晃子 - Webcat Plus
    https://webcatplus.jp/creator/792133

    『意味がわかるとおもしろい! 世界のスゴイ絵画 ソフトカバー版』 | 学研出版サイト
    https://hon.gakken.jp/book/1020590400

  • 非常に私のツボにピタッとハマった本!
    ここ最近読んできた美術解説本の中でイチバン、作品のチョイス、サイズ感、センス、面白さ、全て満点!
    児童書なのでルビもあり、問答無用でお買い上げ。
    大きさがいいです!じっくり見れます。
    児童書だけど情報満載で、児童書だから解説もわかりやすい!

  • GW中に読むものを探しに本屋さんに行った時に発見。
    美術の教科書やポスターとか目にした事がある世界の名画を特大サイズで楽しく解説してくれている。
    久しぶりに美術館に行きたくなった。

  • 齢60を超えた者が言うのは、恥ずかしくもあるが、これはすごい。日本中の学校の美術室と図書館において欲しい。美しい、そして、面白い。彫刻編もあったらいいなぁ。

  • 面白かった!
    美術系はやっぱり紙で大判でだよな!

    キャッチーで軽い解説が面白くて、絵画の入り口って感じ。
    色々ある逸話のうちのそれを選ぶんだ?!っていう解説がもっと知りたくなる興味を引きそうで、美術史をおすすめしたい気持ちも伝わってくるようでした。
    たくさん知ってる人には物足りないかもしれないし、逆にそういう言い方(見方)もあるよね〜って楽しめるかも。

  • 【選書No】202

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

監修:佐藤晃子美術ライター。日本、西洋の絵画をやさしく紹介する書籍を多数執筆する。明治学院大学文学部芸術学科卒業。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了(美術史専攻)。著書に『国宝の解剖図鑑』(エクスナレッジ)、『画題で読み解く日本の絵画』(山川出版社)、『この絵、どこがすごいの?』(新人物往来社)、『常識として知っておきたい日本の国宝50』(河出書房新社)など。

「2023年 『音声ガイドで 聴く名画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤晃子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×