僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない。 (「私たちの未来」シリーズ)
- Gakken (2024年5月23日発売)


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本 ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784052059469
作品紹介・あらすじ
日本のリーダーかつ、国民にもっとも注目される人物である「総理大臣」。でも僕らは、総理大臣のことを、実は何も知らない。細川護熙、村山富市、小泉純一郎、野田佳彦らの元総理大臣経験者へのインタビューほか、マンガ、図解で「総理大臣」を知る本。
感想・レビュー・書評
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「総理大臣」についてマンガ仕立てで描かれている本書は、ひょんなことから未来から来た少年と現代の兄妹との出会いから物語が始まる。
物語の中で歴代の総理大臣・大臣経験者へのインタビューをしていく中で、政治に関心を持ち、学び、考えていくこと。政治に限らず、他者の意見をリスペクトしながら聴き、どの様にまとめていくのが良いのかを建設的に議論していくことが重要だと学んでいく。その点に関して再認識させられた。
インタビュー対象者:
細川護熙氏、村山富一氏、小泉純一郎氏、野田佳彦氏、石破茂氏、枝野幸男氏、玉木雄一郎氏、城内実氏
元総理たちの、子供時代はやんちゃ・勉強できなかった・遊んでばかりだった、などの状態から、政治家を目指し、変わっていくエピソードは興味深かった。(もっとも、本書は子供向けなので綺麗事やイイトコ取り、上面だけかも知れないが。。)
政治に対して、ひとりひとりが無知・無関心にならない様に、というメッセージが込められている様に感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で手に取り読んだもの。
我が子の「なぜ?」に弱い、つまりリベラルアーツが足りたてないこともあり。
漫画も織り交ぜながら、歴代の総理や大臣にインタビューの構成。意外と面白く読めた。
細川護煕:使命感、ロマン、強くて熱い思いを感じた。
小泉純一郎:この方の言葉の力って凄いですよね…伝わる話し方、純粋に羨ましい。
野田佳彦:この方含め、意外と熱い持ってるのねと感じた人が多かった。夢に留まらず志へ。
石破茂:総理やりたくないって言ってますね。笑
それぐらい重い職との認識で、やりたいやりたいと言ってやるものではないとの表現がこの方らしい。
特に他の方と比べても先を読む意識の強さは感じた。
人によっては、テレビ越しにみる印象とは異なる方が多かった。しっかり思想まで理解しようと努めること、政治にもう少し興味を持つべきとの思いになった。 -
こんな綺麗事を、子どもに読ませていいのだろうか⁈
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漫画×文章で構成されている。高学年~YA向け。この中に、現総理の石破茂氏も出てくる。(この時点では総理ではないし、総理はやりたくない旨が書かれていたりする)
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毎日のニュースで見ない日はない「総理大臣」の姿。でも一体どんな人が総理大臣になってるの?
そんな疑問をもった中学生が、4人の総理大臣経験者をはじめとした政治家たちに直接尋ねに行きました。
子どもの頃から総理大臣になるまで、そして今考えていることなど、若い世代へのエールが詰まったインタビュー集です。 -
総理大臣にフォーカスしたありそうで無かった(自分の知る範囲では)タイプの本。
意外に思ったのは歴代総理の中にはなりたくないのに担ぎ上げられた総理が一定数いるという事実。
それと歴代総理のインタビューも何組か紹介されてたけど中でも魅力的だったのは小泉元総理。理想の政治家の一つの形だと思う。
総理に限らず政治家の中には歴史小説を好む人が結構多いことも知った。なので自分も読んでみよう。司馬遼太郎とか藤沢周平とか山本周五郎とか。 -
わかりやすい。歴代の総理大臣も載っていてためになりました!
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AIが政治を担う未来から来た子が、昭和平成令和の総理大臣の、人間味あふれる努力を学ぶストーリー。政治に興味を持てる。
枝野さんや
国民民主党の玉木さんの
インタビューが個人的に印象に残った。 -
現代と未来の少年が、国会議事堂見学、総理経験者らへのインタビューをする。漫画付き。