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- 本 ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052059865
作品紹介・あらすじ
向きを変えて読む(さかさまにして読む)と、まったく違う物語と価値観が展開される、驚きの絵本! 対立しあう「火の星」と「水の星」。それぞれの言い分には、理由と正義があるのだが……。ルーペで拡大しても、新しい発見がある、超精緻な反転絵本。
感想・レビュー・書評
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「めでたしめでたし」ではないし、物語の途中で終わる感じで「どうしたらよかったのか」を読み手に考えさせます。
他者へ不寛容な時代。ものの見方を変えたり、相手に寄り添う姿勢の必要性を考えさせられました。
絵本の天地を逆にすることで、火の星のストーリーか水の星のストーリーかを選ぶことができます。
天地を逆にする等、デザインとして緻密に作られているなあと感じました。
ただ、星の設定も緻密というか細かすぎる…。肉がどうの、ゼリーがどうの…。どうしても設定が細かいぶん、文章が登場人物の心情などよりも設定の説明が多い。ハラハラドキドキ感は薄いかな。
トルストイの『火は早めに消さないと』を思いだしました。
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4-2 2024/11/21
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