世界のふしぎは、きっと誰かの仕事でできている。

  • Gakken (2024年7月18日発売)
3.60
  • (3)
  • (4)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784052059902

作品紹介・あらすじ

空模様をデザインする「空染め職人」、動物たちに鳴き方を教える「生き物ボイストレーナー」など、あったら楽しい、そして、想像が広がる「架空職業」につく人たちの姿を描いた、空想仕事物語。「働くこと」の楽しさと意味も考えさせられ、感動の読後感。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この世界はいろんな人の仕事で成り立っている。目に見えないところで働いている人たちのおかげで、私たちは快適に毎日を過ごすことが出来る。
    この本の中に描かれているのは、実際にはあり得ない仕事だけれど、自然や社会の成り立ちを改めて気付かせてくれるような、そして、自分自身の仕事にも誇りが持てるような、そんな素敵な気持ちにさせてくれるお話しだった。

  • 空染め職人
    生き物ボイストレーナー
    デジタルゴミ収集員
    影縫い師
    風飼育員
    絵画俳優
    争い消防士
    開花応援団

    身の回りの当たり前だと思っていたことは、実は誰かのおかげだった?!本当にこんな仕事があったら面白そうだな

  • こんな仕事があったら……という空想を基に書かれたこどもの職場体験によるお仕事本。赤ちゃんの影縫いの話が好きだった。

  • ふむ

  • 田丸雅智の児童書新刊にて。全8篇。
    職場体験のような形式で綴られています。
    お気に入りは「空染め職人」「風飼育員」「争い消防士」。
    田丸雅智さんが世界のふしぎの一端を教えてくれます。

  • 自然現象と思ってたことも誰かのお仕事だった、というお仕事体験短編集。

  • きっと自分が知らないだけで、世界には色々な仕事があるんだろうな。この空も、あの声も、いつも見ている聞いている感じているものが、誰かの仕事のおかげだと思うと楽しくなる。
    一つ一つのお話は短く、ちょっとした隙間時間でも読めて、心が温かくなる本。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

(著者プロフィール)
田丸雅智(たまる まさとも)

1987年、愛媛県生まれ。東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科修了。
2011年、『物語のルミナリエ』に「桜」が掲載され作家デビュー。
12年、樹立社ショートショートコンテストで「海酒」が最優秀賞受賞。
「海酒」は、ピース・又吉直樹氏主演により短編映画化され、カンヌ国際映画祭などで上映された。
坊っちゃん文学賞などにおいて審査員長を務め、また、全国各地でショートショートの書き方講座を開催するなど、
現代ショートショートの旗手として幅広く活動している。
書き方講座の内容は、2020年度から小学四年生の国語教科書(教育出版)に採用。
2021年度からは中学一年生の国語教科書(教育出版)に小説作品が掲載。
17年には400字作品の投稿サイト「ショートショートガーデン」を立ち上げ、さらなる普及に努めている。
著書に『海色の壜』『おとぎカンパニー』など多数。
メディア出演に情熱大陸、SWITCHインタビュー達人達など多数。

「2023年 『憂鬱探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田丸雅智の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×