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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784052060595
作品紹介・あらすじ
「葉央は『キャッチボールクラシック』っていう大会知ってる?」
★★「チームふたり」シリーズの吉野万理子が贈る★★
★★人と人との心をつなぐ、キャッチボールの物語★★
〇第58回夏休みの本(緑陰図書)選定図書
〇令和7年度埼玉県推奨図書【小学校5・6年生向け】
〇「第44回とっとり読書絵てがみ・感想文コンクール」課題図書(小学校 高学年の部)
同じ野球チームでがんばっていた、ヤヤと葉央。ヤヤは転校してから新しいチームになじめず、残された葉央はメンバー不足で試合ができない。ふたりはメールを送り、たがいにはげまし合う。「キャッチボールクラシック」という大会を知り、ヤヤと葉央はそこで再会することを誓うが――。
<登場人物>
〇ヤヤ
野球をするのが大好きな小学6年生。前チームでエースを務めていたが、転校した。
〇葉央(はお)
ヤヤの元チームメイト。ヤヤがチームからはなれた現在はキャプテンを担っている。
〇トモ
葉央の弟。小学1年生の終わりに脚の病気になり、小学2年生の冬に手術を経験した。
☆☆☆☆★★★★★★☆☆☆☆
この本のストーリーの見どころ
★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★
1.自身のルーツや甲子園に出られないことに悩む少女――
主人公の少女・ヤヤは、転校先の学校や新しく入った野球チーム「桜坂ナイン」の雰囲気になじめず、自身が日本人とアメリカ人の間に生まれたことや、女子が夏の甲子園大会に出られないこと、野球チームを取りまく保護者たちの微妙な関係性などに思い悩みます。
2.脚の手術をして退院したばかりの弟を思いやる少年――
激しい運動ができない弟・トモを思いやり、兄の葉央は野球の話を積極的にしないようにしていました。しかし、トモはそんな葉央に対してどこか怒っているようで……。「そんなに大変に見える?」と言われた葉央はトモとどう接すればいいか悩むようになります。
3.ふたりの少女・少年はキャッチボールクラシックに臨む――
キャッチボールクラシックの県大会で再会することを誓ったふたりは、それぞれのチームで練習にはげみますが、野球とは勝手がちがって……。チームメイトのこと、母のこと、弟のこと……。少女・少年たちがどのような思いでキャッチボールに臨むのか注目です。
みんなの感想まとめ
心をつなぐキャッチボールをテーマにした物語は、友情や成長を描き出します。主人公のヤヤは転校先の新しいチームになじめず、葉央は人数不足で試合ができない状況に直面します。二人はメールで励まし合いながら、そ...
感想・レビュー・書評
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小6のヤヤ♀と葉央♂(表紙の2人)は中川ペルセウスという野球チームで一緒に野球を楽しんでいたが、ヤヤが引っ越しで離れ離れになる。その後、手紙という形でお互いに近況を報告し合うのとそれぞれの目線で毎日が語られていく。葉央は近くに元プロ野球選手がコーチをするチームができ、移籍が多くでて、人数へってしまったり、ヤヤは新しいチームとなかなか馴染めなかったり、女の子だから嫌な扱いをされているのかと悩む。母がチームのお手伝いを全くしないのも嫌み言われる。
そのうちに2人はキャッチボールクラッシックという、キャッチボールだけの競技に出会い、お互いに大会出場していくのだが…。
展開はスムーズで、すごくビックリするようなことはない(なので★4)けれど、色々な問題に2人が野球が好きというスタンスでまっすぐ取り組んでいくのと、信頼を持てる友情で繋がっているところが、清々しくて良かったです。そして、キャッチボールの奥深さを知れます。やはり吉野万理子さんはスポーツのお話書くと良いですね。ご本人のスポーツ好きさがすごく伝わってきます。
読めれば4年くらいから。高学年向け。野球好きな子に特にオススメ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中川ペルセウスで野球をやっている新6年生の葉央
チームメイトでピッチャーのヤヤが引っ越し、キャッチャーの港斗も新しくできたチームに移籍、試合のメンバーが足りなくなってしまう
いっぽう、引っ越し先で強豪チームに入ったヤヤだったが、エース候補に名乗りをあげるも、チームになじめずもやもやしている
メールでおたがいの近況を伝えて励まし合う葉央とヤヤ
そんなとき、「キャッチボールクラシック」という大会があることを知り、二人は大会での再会を誓う
自身のルーツやチームの保護者どうしの関係で悩むヤヤ
ハンディのある弟とどう接すればいいか悩む葉央
“キャッチボール”をモチーフに、悩みに向き合う少年少女を描いたさわやかな友情ストーリー、2025年3月刊
小学生から大人まで楽しめる一冊
著者はベイスターズファンで知られる吉野万理子
帯には「日本プロ野球選手会推薦」とあり、丸佳浩理事長(読売ジャイアンツ)の推薦文つき
《人と人の心をつなぐ、キャッチボールの物語》──カバー袖の紹介文
ちなみに「キャッチボールクラシック」はプロ野球選手会が提案する新しい競技で、地区大会から全国大会まで開催されている
※p.49〈港斗の心臓は〉⇒〈葉央の心臓は〉 -
キャッチボールクラシックという大会があることを初めて知った。自身のルーツや女の子であるということ(甲子園には行けない)、野球のお茶当番など……
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女子が野球を云々やら保護者のお茶出し当番の是非やらが触れられ、これは結構重い話かと覚悟を決めかけてたらスルスル温かい話になっていって最終的に晴れやかな話になってだいぶよかったです。保護者のゴタゴタを子供がどうにかするのではなく保護者が自分で解決したのがよかった。
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5年生まで同じ野球チームだった葉央とヤヤ。ヤヤが転校して、市内に新しいチームができたりしてメンバーが減り、葉央のチームは7人になってしまった。
ヤヤの方も転校先のチームになじめず、2人はメールで悩みを打ち明けあっていた。
そんな時、「キャッチボールクラシック」という競技があることを知った2人は、その大会に出場することを約束する。
「キャッチボールクラシック」初めて知った。面白そう! -
野球好きの子やスポーツに興味のない女の子にもオススメしたい本。文通ならぬメール通?の形式でお話が進むのも面白い。
著者プロフィール
吉野万理子の作品
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