大学受験らくらくブック 「源氏」でわかる古典常識 (新マンガゼミナール)

富井健二 かなゆきこ 吉田順

• 学習研究社 (2008年3月25日発売)

作品紹介・あらすじ

古典の読解の第一歩は「古典世界」の理解からはじまる。どんな価値観を抱き、どんな生活をしていたのか。古典世界を知れば、難しいと思っていた古文もすんなりと理解できるようになる。まずはマンガで古典ワールドを楽しみながら、古文読解の力をつけていこう

感想・レビュー・書評

[drops1231さんの感想 · 2013年9月18日]

絵がかわいい。源氏物語のさわりだけ知っておきたい人には最適

[kamekiti0815さんの感想 · 2013年1月10日]

なんといっても絵が美しく、丁寧。
古文の世界に出てくるちょっとした道具や祭の解説も
詳しく載っていて非常に分かりやすかったです。
それと源氏物語って切ない話だったんだなぁ…ということを
このマンガを読んで思いました。資料集の解説だけじゃいまひとつ分からない、って人にオススメです。

[kiyottiさんの感想 · 2008年5月3日]

　『源氏物語』桐壺〜幻（雲隠）までのあらすじと共に、古典常識について解説されている。
　これまで機械的に覚えさせられる授業を受けてきてために、古典があまり好きでないという人も、本書のように漫画という媒体であれば少しは馴染みやすいかと思われる。重要な用語は赤字で書かれており、また、当時の文化について分かりやすい解説が付されている。
　本書は、大学受験を控える学生を対象としている。しかし、そうでない学生や、古典の世界に興味を持っている人も、国語便覧のような真面目な文章から知識を得る前に、本書で大まかなところを知る方が興味を持てるかもしれない。