世界史: 大学受験らくらくブック (古代~近代へ) (新マンガゼミナール)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784053025319

感想・レビュー・書評

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  • 【書評】世界史の入門書!むしろ社会人にオススメしたい一冊『大学受験らくらくブック世界史 古代〜近代』

    本書は何でも願いを叶える「青い蝶」の居場所を探しながら、古代〜近代の世界史の舞台を巡り歩いていく物語である。

    歴史というとつい「暗記科目」と思いがちだが、
    どんな歴史にも因果関係があり、流れがある。
    本書では、その因果関係や流れを掴むのに最適な一冊となっている。

    世界史の古代〜中世では、領土争いや悪政に対する反乱が数多く起きている。
    それはどの国でも共通だ。
    本書内では「この出来事って別の国でいう◯◯だね」等のセリフや、「現代でいう◯◯」という例えによって、出来事を分かりやすく工夫している。

    私は今社会人として本書を一読したが、
    高校生の時に学んだ時とは異なる時点で考えることができ、非常に学びになる。
    ギリシアの人たちが参政権を求め、沢山の反乱を起こしていた反面、現状の日本では政治に対する意識が非常に薄い。
    過去から現在を考えることの重大さを、世界史から考えさせられる。

    学校の勉強は「暗記」とよく批判されがちだが、
    その内容は決して意味のないものではない。
    全ては学び方次第である。
    最初の一歩が踏み出しづらい世界史だからこそ、まずは漫画から始めてみると新しい発見があるかもしれない。

  • 世界史の勉強に火がついた。

  • 20141018

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著者プロフィール

フリーライター。横浜国立大学教育学部総合芸術学科卒業。
在学中、アート・映画への哲学・思想的なアプローチを学ぶ。編集プロダクション勤務を経て渡仏。パリで思索に耽る一方、アート、旅、歴史、語学を中心に書籍、雑誌の執筆・編集に携わる。現在、東京都在住。
パリのカルチエ散歩マガジン『piéton(ぴえとん)』主宰。
著書に『図解 いちばんやさしい哲学の本』『図解 いちばんやさしい三大宗教の本』『図解 いちばんやさしい地政学の本』『図解 いちばんやさしい地経学の本』『図解 いちばんやさしい世界神話の本』『地政学から見る日本の領土』『ワケありな映画』『ワケありな名画』『封印された問題作品』『吉田松陰に学ぶ リーダーになる100のルール』『本当は怖い 仏教の話』『要点だけで超わかる日本史』『教養として知っておきたい33の哲学』(いずれも彩図社)、『はじめるフランス語』(学研プラス)、『地政学ボーイズ』(原案・監修/ヤングチャンピオン)などがある。

「2024年 『図解いちばんやさしい地政学の本 激動の世界最新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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