和田式勉強のやる気をつくる本 やれない自分を変えるちょっとしたアイデア75 (新・受験勉強法シリーズ)

  • 学研教育出版 (2010年2月16日発売)
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本 ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784053031433

作品紹介・あらすじ

勉強が手につかない、つい勉強をなまけてしまう、というのは、「やる気のつくり方」を知らないから。最新の脳科学や心理学に基づいた、やる気を引き出す75のコツを紹介する。すぐにできて、すぐに効果が出るノウハウ集。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生向けの本だとは思ったが、10年前に資格試験の勉強のモチベーションを上げるために購入して読み、とても参考にさせていただいた。
    最近は全然勉強していなかったので、喝を入れる意味で再読してみた。すると、前回読んで参考になった箇所とは違うところが刺さったりして、今回も読んでよかったと思った。
    結構時間が経ってからの再読、本当に有用だと思う。

  • 大学受験の時に気晴らしに行った本屋さんで衝動買い。
    勉強が辛くなったらこれを読んで乗り越えました。

    イラストも可愛いくて、勉強のモチベーションアップには良い本だと思います!

  • 22)参考書を机に開いて家を出よう
     「明日の自分」にメッセージを託す
    24)自分だけの5分間儀式で勉強スイッチON
    一石二鳥の5分間計算トレーニング(百ます)
    26)夕食後のダイニングテーブルで勉強
     第三第四の学習室も常備
    28)得意な科目からスタート
     前日の復習から入ってウォーミングアップ
    30)ノルマを持ち帰らない9時17時勉強法
     教師を活用して効率アップ
    34)帰ってからやることを紙に書くクセをつける
     勉強日記をつけて頑張った足跡を残そう
      参考書名、ページ数、簡単な感想
    36)今日やらなくていいことを別紙に書き出す
      いつ、どこでやるかを書きこんで再整理
     暗記の宿題は先送りで集中力倍増
    38)終わったら消して達成感をビジュアル化
     参考書の目次潰しで達成感を得る
    40)ノルマ達成のごほうびを自分で用意
     楽しみは後に取っておくのがミソ
    42)予定の消化より内容定着率を重視
     翌日の朝=20分前日の復習
     土日=その日の予定+前日の復習+1週間分の復習
    1か月後も復習の習慣
     できない、わからないをビジュアル化
    46)出来の悪いテストを机の前に貼る
     次の課題も一緒に書き込んで貼る
    48)残された時間を科目別に分配してみる
     卓上カレンダーで残り日数を視覚化
    50)他流試合の模試に1人で乗り込め
     模試会場での高揚感を帰ってからも活用
    52)受かった先輩からアドバイスをもらう
     大学生活の様子を聞いてワクワクする
    54)志望校の過去問を解き一度凹んで立ち直る
     1週間に一度は赤本を見る
    64)携帯を電源オフで勉強スタート
     応援メールの交換でお互いに励まし合う
    66)自室のゲーム機を撤去
     つまらなさに耐えるトレーニング
    68)テレビは録画して早朝観賞
     ニュースで現実の厳しさを知る
    70)30分仮眠+シャワーで睡魔を撃退
     コーヒーを飲んでから仮眠すると目覚めがよい
    78)ノッテル時は時計を見ない
     時間より何ページやるかでノルマを決める
    81)限界集中力90分を目標
    83)夜食=お茶漬け、うどん、バナナ
    85)音読=英語、古文、漢文
    91)月~金=進む勉強、土=予備、日=週間復習
    95)数学の見切り=3年4月
    119)合格最低点を科目別に小分けして計画
      例/英70国40世70=180/300
    121)解説や模範解答が理解できる参考書
      8割を自力で解けるのは易しすぎ
    123)英語の予習はしっかりと
    126)苦手分野は先送りOK(基礎はしっかり)
    高校までの基礎英文法、数と式、2次関数
    136)2つのやり方を試して結果で判断
    206)学校のやり方に従う必要はない
      そもそも1人1人に合わせたカリキュラムではない
      反抗ではなく自立と考える

  • やる気が出た。

  • つかえそうなもの
    帰ってからのノルマを紙に書く
    今日やらなくていいことを別の紙に書く
    終わったら消す
    予定の消化より内容定着率を重視せよ
    得意なものから始めよ
    乗れそうなときは時計を見えない位置に置く
    目標ノルマはやれそうな量の7-8割に
    完全オフは月に1日
    理解できないところは他人に聞く
    ちょっとできても大喜びする
    できそうなところから手を付ける
    10年後までの自分計画を立てる

  • 自分がもしも高校生だったら、
    この本は☆3つになっていました。

    それでも、
    本って、たった一つでもいい情報に出会えれば
    それはそれでよし!ですよね。
    そういう意味から言えば、
    この本には、
    3つも自分にとっていい情報が書いてありました。
    150の方法のうちの3つです。
    和田さんは「ひとつでも」とおっしゃっているので、
    3つも当てはまる私にとってはお得な本だったのかなと思います。

    次に、教師としての私がこの本を読んだとき、
    やっぱり☆2つです。
    「受検の神様が贈る!最新の脳科学にもとづいたノウハウ集」って書いてあったから買ったんですが、
    そこまで説得性はありませんでした。
    ちょっと私の読みが足りないかもしれません。
    すみません。
    この本は、
    やる気を自分で「つくる」ための本です。
    親や教師が、子どものやる気を「引き出す」ための本ではありません。
    でも
    教師として、
    こういうアドバイスの引き出しをたくさんもっておくことは大切だと思います。

  • 受験にあたって精神的な部分を変えていくノウハウが75書かれている。

    ●「残された時間」を科目別に分配してみる…たとえば高3から本気 になって「1日平均6時間」勉強するものとする。高3の4月から翌 年1月末までの10カ月でそれだけ勉強できるものか。1日6時間、1 か月180時間、10か月1800時間。私立文系で3科目受験の人は、  1800÷3=600で、1教科あたり600時間を使えることになる。600 時間を1日24時間に換算すると、600÷24=25。不眠不休で勉強し たとして1教科あたり「のべ25日」しか残っていない。
     ⇒数字のレトリックだが、数字だけに説得力のあるものとなって いる。


    ●「やれそうな量」の7~8割を目標ノルマに…月から金までの5日間 を「進む勉強」、土曜日はやり残したノルマを消化する”予備  日”、日呼びを”週間復習日”とする。「予備」や「復習」を組 み込むことで、より実行力のある計画となる。
     ⇒今の子供たちは、この計画力が著しく欠けている。

    ●受験勉強で身につく能力が社会でも役立つことを知る…『「反貧  困」の勉強法』(和田秀樹著:講談社+α新書)に詳細が載る

    ▲受験に成功した人は、おしなべて自己管理能力が高い。もともと 自己管理能力が高いから成功するというよりも、受験勉強をする ことで自己管理能力が身についてくると言ったほうが正しい。

    ▲「何時間やるか」よりも「何ページやるか」の発想を!

    ▲反省だけで終わらず「失敗の原因」を突き止める…「原因」と  「課題・対策」は、紙に書き出しておこう!

    ▲英語の予習だけはしっかり取り組もう!…構造把握力をつけ、英 文への”慣れ”を強化するのが英語攻略法のツボである。

    ▲「試験対策委員会」(仲間と分担して定期テストを乗り切る)

    ▲尊敬する人の自伝や評伝を読んでみよう!…一流と呼ばれる人の 物の見方や発想法、人生観などを知るのも楽しい。スポーツ選手 やアーティストでも、尊敬する人や興味のある人物がいたら、自 伝や評伝を読んでみよう。(興味・関心のある分野の本を月に一 冊ずつ読む)

  • 高校生向けの勉強ハック集。

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著者プロフィール

1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神 科医。国際医療福祉大学教授。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学国際公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問。

「2025年 『死ぬのはこわくない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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