- 本 ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784053031785
作品紹介・あらすじ
■大人気講師船口先生が現代文読解の「正攻法」を教えます!
代ゼミで大人気の授業そのままの軽やかな語り口で、現代文読解の「正しい基本」をていねいに講義します。スポーツでも勉強でも、まずは「正しい基本」を知ることが必要です。「現代文の読み方がわからない」「現代文はフィーリングで解いている」という人にぴったりな1冊です。
■正しい解き方を知ったら、徹底トレーニング!
本書は正しい読解法を知るSTEP 1と、正しい読解法を徹底的にトレーニングするSTEP2の2部からなっています。正しい読み方が“わかった”だけでは “できる”ようにはなりません。自分でコツコツ練習することが不可欠です。STEP2では10題の良問を解いて、正しい読解法を頭にしみ込ませます。現代文が苦手な人も、得点に波がある人も安定して得点できる力をつけることができます。
■論理的な読解で、未知の文章に対応できる力がつく!
「具体と抽象」や「対比」など、文章の構造がひと目でわかるように図解しているので、論理的な読解の助けになります。「なんとなく」読むのではなく論理的に読む練習を重ねることで、「未知の文章」にも対応することができるようになります。もちろん、STEP2の読解のトレーニング編全10問にも丁寧な解説つきです。
●巻頭に「よくある質問 Q&A」つきで、現代文の疑問を解消!
●別冊「問題編」つきで、どこでもトレーニング!
感想・レビュー・書評
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【星:5.0】
現代文参考書としてかなりいいと思う。
まず、現代文のための技術はつかずらいが、この本では基本的に「具体と抽象」「対比」に絞っている。
10も20も鉄則的なものが出てくると訳がわからなるのだが、この本は2つだけなのでシンプルかつ分かりやすい。
また、この本の説明は①上記の2つでまず文章をしっかりと読解する。②そのうえで設問の解説 という形で「読解」と「設問回答」がしっかり別れており、これまた分かりやすい。
他の本だとこの2つの区分を曖昧にした感じで解説を進める、どちらか一方に偏っているなどが多いが、この本は2つの順序をしっかり守り、そのバランスも適切なので分かりやすいのである。
現代文を勉強するならこの本は外せない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20年以上前の現役の受験生の頃は現代文は一切勉強しなかったし、読み方なんて習った気がしないけど、文の対比構造を意識的に読むというところはためになった。
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非常に優しく、わかり易く説明されています。本文を読むときのポイントを三つだけ上げてそれらを十題もの練習によってマスターするものなので誰でも分かる構造になっています。ただ評論しかないところが残念ですね。
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短い例題で基礎から読み方を学べるのがよいです。高3になる前にやっておきたい1冊。
著者プロフィール
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