読むだけ小論文 発展編 三訂版 (大学受験ポケットシリーズ)

樋口裕一

• 学研マーケティング (2013年6月25日発売)

作品紹介・あらすじ

ロングセラー『読むだけ小論文　発展編』の改訂版。私立大学上位校や国公立大学の二次試験対策向き。小論文試験で頻出のテーマについて、課題文で何が論じられているか、何を書くべきかをわかりやすく解説。これを読めばハイレベルな文章が書けるようになる。

感想・レビュー・書評

[NAO.Aさんの感想 · 2021年2月23日]

さてさて、もうすぐ国公立大学の二次試験(前期)ですね。いまさら感はありますが、中期や後期も含めると、まだまだ間に合うかなぁと思いながら、このレビューを書いている。
本書は、本棚を眺めていて、偶然、(久しぶりに)目に留まったが、私が国公立大学の前期試験の小論文対策として本書を有り難く読んだ思い出がある。

４月からは社会人となった今、本書をひらいても、樋口さんの、前提知識がなければ、問題文を深く適切に理解し、その上で論点に沿った「小論文」を書くことは難しいだろう。
本書は、発展編なのだが、「上位校突破のために、幅広いテーマ」が小論文対策の体を成しつつ、しっかりと論じられている。

来年が受験の方々も、ぜひ、「樋口シリーズ」で効果的に「知識」と「技術」を会得してもらいたい。

「読むだけ」で良いのだから。

[PubiiiiiiAさんの感想 · 2017年11月14日]

結構役立つ！小論文や学校のスピーチでも内容や論点を使ったし、
特に読む時内容と自分の考えが合った時とても嬉しい

著者プロフィール

樋口　裕一（ヒグチ ユウイチ）
作家、小論文専門塾「白藍塾」塾長、多摩大学名誉教授
作家、小論文専門塾「白藍塾」主宰、多摩大学名誉教授
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。多摩大学名誉教授。小学生から社会人までを対象にした通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書に250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『小論文これだけ!』(東洋経済新報社)、『読むだけ小論文』(学研)、『ぶっつけ小論文』(文英堂)、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『人の心を動かす文章術』(草思社)、『音楽で人は輝く』(集英社新書)、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)など多数。

「2022年 『小論文これだけ！　人文・文化・思想・芸術・歴史　深掘り編』 で使われていた紹介文から引用しています。」