- 本 ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784053047021
作品紹介・あらすじ
格調高い決まり文句を使いこなし、格好いい文章を書きたいときに開く本。近代以降の文学作品で用いられる慣用表現を精選し、用例を付した。小説,シナリオ,歌詞などの創作にもぴったり。薄い,軽い,小さいの三拍子で,いつでもどこでも使える。
感想・レビュー・書評
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『和の感情ことば選び辞典』とセットで買いました。
帯には「格調高い表現ができず思案に余るあなたに!文学的な言い回しが見つかるスマートな決まり文句辞典」とあります。
『和の感情ことば選び辞典』よりさらにもう一段上の格調の高い日本語が載っているようです。
あいうえお順に載っていますが、どんなことばが載っているかというと。
例えば「お」の項目だと、
・追いつ追われつ・老いも若きも・怏怏として楽しまず・応接に暇がない・犯し難い・措く能わず・臆面もなく・おこの沙汰(おこは漢字です)・推して知るべし・惜しむらくは・遅きに失する・怖気を震う・御為ごかし・己を虚しゅうする・尾羽打ち枯らす・お見知り置き・汚名を雪ぐ・怖めず臆せず・思い定める・思い半ばにすぎる・思い倣しか・思いに駆られる・思いも及ばない・思いを抱く・思いを馳せる・面を犯す・思わず知らず・慮る・惟る・及びもつかない
が載っています。
そして一二行の意味と同じような意味の言い回しが載っています。
巻末には五十音検索とキーワード検索の二種類から引けるようになっていて親切です。
私は知らないことばがたくさんありました。
綺麗な日本語がたくさん載っていて、読むだけでも勉強になる辞典です。
手頃でコンパクトなサイズでこれも税抜き630円の嬉しい価格です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
格調高い決まり文句を使いこなし、格好いい文章を書きたいときに開く本。近代以降の文学作品で用いられる慣用表現の用例を付した。
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武蔵野大学図書館OPACへ⇒https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000236853
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格調高い表現ができず 思案に余るあなたに
はい。私です!
読むだけでも、あ!こんな漢字だったんだ!
こんな言葉があるんだ。
日本語って、奥深く面白いです。
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実用的
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創作時の語彙を増やすために図書館から。
読めば意味はわかるけど、いざ自分の中からはなかなか出てこない言葉がたくさん。
「意味がわかる」だけでは自分の身になってないんだなあとしみじみ思う。読んで実際に自分の文章として使ってみて、こういった言葉の使い勝手の良さに感動。
個人的には、「こういう時はどんな表現にすればいい?」と調べるのは使い勝手が悪いように感じた。一応後ろに50音順の索引とキーワード索引があるのだけど、細かく分けられているせいか微妙に思っていたのと違う言葉が提示される。美しいけど日本語難しいー!
シリーズいろいろあるらしいので、一通り読んでみたいなあ。 -
Twitterで1/21に大爆発!
Twitterのツイートからネット書店の売上大爆発。630円で語彙力が買える! -
言い回しの辞典なんだけれど、後ろにキーワード索引がついていて、例えば「うれしい」をひくと、悦に入る、快哉を叫ぶとかでてきて便利。小さいし軽いから、ノマドな物書きさんにも良さげ。
学研辞典編集部の作品





