- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784053047168
作品紹介・あらすじ
「江戸幕府はなぜ鎖国を行った?」など、社会でよく問われる疑問をクイズ形式で解く本。ものごとの理由(わけ)がわかる本質的な勉強法だから、無駄な丸暗記はもうしなくていい。定期テストや入試の文章記述問題にもバッチリ対応でき、点数アップに直結。
感想・レビュー・書評
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基本的というか王道なところを、しっかりカバーしている感じ。スペースが限られているのか、解説が飛躍しているような印象もややあり。
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●アメリカでは地下水を組み上げて、スプリンクラー付きの長さ400メートルのかんがい装置で畑に円形に水を撒いている。この方法をセンターピボット方式と言う。乾燥した気候のグレートプレーンズなどで行われている。
●ブラジルは南アメリカの国々で、唯一ポルトガルの植民地だったから。ブラジルだけがポルトガル語。他はスペイン語。
●扇状地は水はけが良いので果樹園。三角州は水持ちが良いから水田。
●他の地域から出荷量が少ない時期に出荷するから高く売れる。高原野菜や電照菊のように、他の地域よりも遅い時期に農作物を栽培出荷する方法を「抑制栽培」と言う。早い時期は「促成栽培」
●秋田竿燈祭り、竿燈全体を稲穂に見立てている。
●稚内ヤムワッカナイ。知床シルエトク。富良野フラヌイ。苫小牧トマクオマナイ。札幌サッポロペッ。室蘭モルエラニ〜
●奈良時代の戸籍では男性よりも女性が多く登録されていた。なぜなら女性の方が税の負担が軽いために男性は女性と偽った。租庸調のうち女性に課された税は租のみ。
●後醍醐天皇は、吉野の山奥に逃れて、そこに朝廷を移した「南町」。足利尊氏は、京都に新たな天皇を立てて1338年京都に幕府を開いた「北町」
●清で勢力を広げようとしていたロシアが、フランスとドイツを誘い、日本が下関条約で得た、遼東半島を清へ返還するように要求した。これを三国干渉と言う。
●日露戦争後、アメリカの仲介でポーツマス条約が結ばれた。しかし戦費のために重い税金が課されたにもかかわらず、賠償金が得られなかった。そのため国民の不満が高まり、東京では日比谷焼き討ち事件が起きた。
●日英同盟を理由に第一次世界大戦に参戦した日本。輸出が大幅に伸び、大戦ケーキと呼ばれる好景気を迎えた。この頃成金と呼ばれる人々が生まれた。
● 1973年、日本の高度経済成長が終わったのは、中東戦争によって、石油価格が上昇し、オイルショックが起こったから。
●健康で文化的な最低限度の生活を営む権利。日本国憲法第25条で定める生存権。
●衆議院と参議院。465人と242人。 4年と6年。25歳以上と30歳以上。解散のありとなし。
●内閣総理大臣を指名するのは国会で、任命するのは天皇。
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丸暗記が苦手な人に、わけ(理由)を考える本質的な勉強法で真の実力をつけようという趣旨の本。
「日本より高緯度のヨーロッパで大部分が比較的温暖なのはなぜ?」「ソ連が世界恐慌の影響を受けなかったのはなぜ?」など、疑問112問がクイズ形式になっている。
内容は中学社会とは言え、大人もなるほどと思うものも含まれているし、本質を理解すると他にも応用できるのでなかなかよい。
問いと答えが2ページで簡潔に収められており、サクサク読める。 -
めっちゃわかりやすい!!
基礎定着や入試前の確認とかに使える。 -
自分が勉強したときの情報の上書き。
暗記ではなく、なぜ?と問いかけ、ヒントを出して、考えるワンテンポを置いている。
安心したとこに出てくる確認テストにドキッとした。
アメリカの畑の形に一番びっくりした。 -
流石に中学社会なんでσ^_^;
息子もわかってる様子で安心しました。
とりあえず読んでしまいやって言ってますd(^_^o)
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