英文翻訳術 東大名誉教授と名作・モームの『大佐の奥方』を訳す

  • Gakken
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784053058881

作品紹介・あらすじ

淑女と思っていた妻が初めて書いた詩集がベストセラーに。その内容は人妻の不倫を詩にしたものだった。創作なのか実体験の告白なのか?文学に縁遠くプライドの高い夫の大佐がとった行動は?1冊まるごと訳す楽しみを味わうことができる行方先生初の翻訳指南書。

ご好評をいただいた前作「英文精読術」に翻訳術をプラスして、英語力、日本語力をパワーアップするための行方先生の温かい講義が戻ってきました。

学生時代、英文和訳の授業が面白くなかったのは、辞書を片手に訳していっても、訳した和文の意味がわからなかったからではないでしょうか。また、自分勝手な意訳と、意味を把握した上での意訳の違いを、行方先生が懇切丁寧に解説されていますので、ぜひ、翻訳術の面白さを味わってみてください。

行方先生厳選の英文和訳、翻訳に役立つ「翻訳術暗記用例文・厳選100」も詳細な解説とともに収載。

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には精読術の本が好みだった。意訳がかなり高めの内容だが、そこから学べるところも多くあった。

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著者プロフィール

行方昭夫(なめかた・あきお)
英文学者、翻訳家。1931年東京生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学名誉教授。ヘンリー・ジェイムズやサマセット・モームなどの翻訳のほか、その正確な読解力で雑誌「英語青年」の英文解釈講座を長年にわたり担当する。

「2019年 『モナリザの微笑 ハクスレー傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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