レプリカキット

  • 学研 (1992年1月1日発売)
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本棚登録 : 169
感想 : 13
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  • 本 ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054000629

感想・レビュー・書評

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  • あの謎文語体ではない、ちょっとつまり…?????どういうことだってばよ…?????みたいな長野まゆみ節の先駆け的な感じなんだろうか
    それにしても葡萄丸ってすげえ名前だ

  • 行きつけの図書館での図書資料リサイクルでゲットした、「螺子式少年」の単行本も読みました。
    挿絵がついてました。ダークで素敵です。
    続けて読むと、少し文章が変更されてるのがわかります。ラジオから流れる歌の歌詞があったり、特徴的な音の描写が無かったり。
    こちらの「レプリカキット」より、「螺子式少年」の方が洗練されている気がして好みでした。

  • '97.3図書館で借りて読了。

  • 再読

  • レプリカ少年がポンポン出てくる。
    どれが本物か混乱するが、結局は、自分にとっては存在することが大事なのだと。同居していた友人のかわりにレプリカを入手する少年たち。存在って、そんなものなのかな。

  • 最高だった!!

    読みながらふと頭に浮かんだスガシカオの歌詞。

    「君のとなりにいるその人って
    ホントに君が思うような人ですか??」

  • この辺の造り方が一番好みだな。レプリカなのか、オリジナルなのか。二重人格的なあいまいな境界線に、混乱する。でも、イヤな感じではなくて、心地よい混乱。

    そもそもオリジナルとレプリカの違いは違いとして、自分が信じる「野茨」がいなくなることを心配する百合彦の優しさがかわいい。

  • 純粋に面白いです。

  • 購入後、15年経った平成20年8月に読みました。
    少年のレプリカキット。

    友人は本当に友人なのか、レプリカなのか。

  • 長野さん好きー。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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