仙道符咒気功法 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス 56)

著者 : 高藤聡一郎

• Gakken (1993年12月10日発売)

感想・レビュー・書評

[仙道さんの感想 · 2008年9月18日]

出版目前になって、高藤さんが学研に出版中止を 申し入れた本らしい。
もちろん、結果は無事出版されたわけだけど。
「仙道符咒気功法」の中の写真で、ポーズ取ってる人がそう言ってたよ。

本に出ている現象は、それなりに練習してからでないと起きないのに 、すぐできると勘違いする連中が多数出てくるのが目に見えていたかららしい。
（そういう風に取れる書き方をする方も、悪いとは思うのだが。）

「本に出ている現象は、それなりに練習してからでないと起きない」というのは、『仙道帝財術』でも同じで、あまりに多数の勘違い連中を生んでしまったらしい。
その反省を踏まえて、学研に「仙道符咒気功法」の出版中止を 申し入れたんだそうな。

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　仙道（内丹術）の奥深い段階を目指すためには、世界を構成する「気」を知覚し、それを化育させることが大切である。そのため小周天や瞑想といった内功と、体を使い育てる外功とが、仙道（内丹術）の修行法の両輪となっている。

　中国には符咒という魔術の一大体系が存在する。西洋魔術とは異なるものの、象徴を使って力を駆使するところは同じである。
　この象徴を、外に使えば通常の魔術であるが、内に使えばみずからの修行を成長させることになる。

　遁甲の法は外への力の行使のテクニック集であるが、本書の符咒気功法は、内なる力の開発の為の比較的簡単なやり方を紹介している。巨大符咒図形を使用した外功と内功の方法である。本書にかかれているような超常的な現象が初心者ではいきなり起きるとは考えないほうが良いが、取り組めば修行の進歩の役に立つであろう。
さらに無図法や色彩法という上の段階の修行法もある。

　「仙道魔術遁甲の法」に関する興味深いエピソードもいくつか載せられている。

　また道教の霊符を作成している人には、霊符への力の込め方がわからず困っているかもしれない。本書ではその秘伝的な方法をおそらく日本で初公開している。

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仙道魔術の巨大符咒図形を使えば外功や内功での修行効果を助ける、霊符へ力を入れる秘伝も公開。

[esotericaさんの感想 · 2013年8月29日]

出版目前になって、高藤さんが学研に出版中止を 申し入れた本らしい。
もちろん、結果は無事出版されたわけだけど。
「仙道符咒気功法」の中の写真で、ポーズ取ってる人がそう言ってたよ。

本に出ている現象は、それなりに練習してからでないと起きないのに 、すぐできると勘違いする連中が多数出てくるのが目に見えていたかららしい。
（そういう風に取れる書き方をする方も、悪いとは思うのだが。）

「本に出ている現象は、それなりに練習してからでないと起きない」というのは、『仙道帝財術』でも同じで、あまりに多数の勘違い連中を生んでしまったらしい。
その反省を踏まえて、学研に「仙道符咒気功法」の出版中止を 申し入れたんだそうな。

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　仙道（内丹術）の奥深い段階を目指すためには、世界を構成する「気」を知覚し、それを化育させることが大切である。そのため小周天や瞑想といった内功と、体を使い育てる外功とが、仙道（内丹術）の修行法の両輪となっている。

　中国には符咒という魔術の一大体系が存在する。西洋魔術とは異なるものの、象徴を使って力を駆使するところは同じである。
　この象徴を、外に使えば通常の魔術であるが、内に使えばみずからの修行を成長させることになる。

　遁甲の法は外への力の行使のテクニック集であるが、本書の符咒気功法は、内なる力の開発の為の比較的簡単なやり方を紹介している。巨大符咒図形を使用した外功と内功の方法である。本書にかかれているような超常的な現象が初心者ではいきなり起きるとは考えないほうが良いが、取り組めば修行の進歩の役に立つであろう。
さらに無図法や色彩法という上の段階の修行法もある。

　「仙道魔術遁甲の法」に関する興味深いエピソードもいくつか載せられている。

　また道教の霊符を作成している人には、霊符への力の込め方がわからず困っているかもしれない。本書ではその秘伝的な方法をおそらく日本で初公開している。

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仙道魔術の巨大符咒図形を使えば外功や内功での修行効果を助ける、霊符へ力を入れる秘伝も公開。