本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 本 ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054004047
感想・レビュー・書評
-
中島梓・今岡清夫妻が、仕事の話、子供の話、家事の話、パソコンの話、結婚の話など、同じテーマについて別々に考えを書く、という体裁の本です。しかしこの二人、まったく性格が違っていてとても面白いですね。
本文中でも本人が再々触れていますが、中島梓(栗本薫)はとてもワガママで扱いにくい人で、普通の人では扱いきれないと思われますが、今岡さんは、まさにその梓さんを扱うために生まれてきたような人であることがよく分かります。ほんと割れ鍋に綴じ蓋です(失礼)。
様々なテーマの中には、男と女(ジェンダー論)、男の仕事と女の仕事、家庭内での仕事の分担、夫婦別姓などの話題が出てきます。このような問題は現在でも盛んに議論されていますよね。この本が出たのは 1994 年で、今から 30 年も前ですよ。ということはこの 30 年間、日本はまったく進歩していないのか。(中島梓(栗本薫)は進んでいましたね。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
栗本薫愛好家必読の書。
文学を中心人芸術家、タレントとして活躍した栗本薫の原点から無限遠点までの軌跡をたどる上で必要な座標軸を与えてくれる。
たどり着けない領域を、推測する材料のひとつ。 -
ふつうに面白かった。中島梓が偽悪的に見えた気もしたけれど、彼女が自分が異端であることを強調すればするほど、今岡さんが異端であることが強調された気がした。
全3件中 1 - 3件を表示
中島梓の作品





