新・日本中国戦争 台湾独立 (第1部) (歴史群像新書)

森詠

• 学習研究社 (1997年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

巨星・鄧小平が死去し、中国では軍事クーデターが勃発！　そして、ついに中国海軍は、南沙諸島に攻撃を開始する！　台湾総統・李登輝は激昂の末、ある重要な決断を下した。息をのんでその動向を見守る日本は！？　アメリカは！？

感想・レビュー・書評

[狐の剃刀さんの感想 · 2011年11月14日]

　序章ということで、評価は難しいですけれど、世間一般で言われている中台日関係を執筆時点のレベルでは良く整理しています。作者独自の視点や構想がまだ出てきていないので、第2巻以降に期待です。

著者プロフィール

森 詠　もり・えい
栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。
東京外国語大学卒。主な著作に『振り返れば、風』『燃える波濤』『雨はいつまで降り続く』『夏の旅人』『冬の翼』、戦争小説『日本朝鮮戦争』、警察小説『横浜狼犬』『清算』、青春小説『オサムの朝』『少年記オサム14歳』『那珂川青春記』『日に新たなり』『はるか青春』『パートナー』等がある。
最近、歴史時代小説『七人の弁慶』や『坂東三国志』も書いている。

「2022年 『父、密命に死す　会津武士道２』 で使われていた紹介文から引用しています。」