骸骨城: スクリ-ンの異形

井上雅彦

• Gakken (1995年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[no73mさんの感想 · 2012年8月12日]

霧が立ち込める港町の映画館・骸骨城。そこでは呪われた詩人と称される男の作品が終夜上映されていた……。
幽明志怪シリーズ完結を記念して”伯爵”の作品を再読。収録された4つの短篇＝骸骨城で上映される映画と云う趣向。それぞれの短篇に登場する懐かしのモンスターたちが愛おしい。さらには4つの短篇が幕間で繋げられた時に見えてくる全体としての仕掛けも見事で、ラストのオチにはニヤニヤが止まらないｗ

著者プロフィール

鳥取大学大学院 医学系研究科

「2019年 『公認心理師 実践ガイダンス　2.心理支援』 で使われていた紹介文から引用しています。」