太陽系第12番惑星ヤハウェ―太陽の向こうに隠れながら公転する「反地球クラリオン (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス 78)

著者 : 飛鳥昭雄 三神たける

• 学研プラス (1995年10月16日発売)

感想・レビュー・書評

[キーさんの感想 · 2019年11月5日]

『月の謎とノアの大洪水』『火星の謎と巨大彗星メノラー』に続いて、学研のムー・スーパーミステリー・ブックスから1995年に刊行された単行本。

太陽系の星の謎が、聖書や神話に書かれた記述と照らし合わせるシリーズですが、神話・伝説の謎を解くというより、飛鳥理論の裏づけとして神話・伝説を用いているのが、１作目のようにわくわくして読めない点。

タイトルと表紙のキャッチコピーから、結末がわかってしまっているので、あとはどうわくわくさせるか、なんですけどね。

この作品が発表されたのが1995年で、その後「反地球クラリオン＝太陽系第12番惑星ヤハウェ」が発見されていないのも、2119年に読んでわくわくしない点でもあります。