水木しげるの憑物百怪

  • 学習研究社 (1995年1月1日発売)
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感想 : 6
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  • 本 ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054005143

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったし、色々ネタになりそーなのもあって勉強になった。
    何より水木先生の絵は楽しいしね-。
    しかし、どこまでがマジな伝承で、どこからが水木先生の創作なのかがわからんので、油断できぬw

  • 水木さんのイラストがすばらしいです。絵本のように、絵だけ見ていても楽しい。
    妖怪については、はじめて見るものがほとんどですが、今でいうと熱中症とか脱水症では?みたいな現象も妖怪のしわざになっているのはひとつの発見でした。もしかすると妖怪というのは、どうしようもない性分とか、精神的な傾向とか、病気なのかなんなのかはっきりしないものとか、誰のせいでもないけどだれかのせいにしてしまいたいこととか、そうしたものを優しく受け止めてくれる大切な存在だったのかもしれないな、と感じました。
    ぴかぴかに照らされて、何にでも理由や原因があり、解決法があり、結果がありという考え方の世界は、きゅうくつすぎる。そこかしこにうすぐらーいすみっこがあり、妖怪が隠れているような世界のほうが、生きやすいのでは。。そんな気がしました。


  • 素晴らしかった。詳しくて、イラストが丁寧で美しい。図書館で借りたが、手に入れたいかも。

  • 憑き物系に限定されるのでほかの妖怪百科系の本に比べると単調かも。

  • 妖怪博士として知られる著者は、古来より人間に取り憑いている不思議な存在、憑物の研究を進めてきた。目にはなかなか見えない憑物を独特のタッチの絵で表し、わかりやすい解説を加える。全120の憑物を収載。

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著者プロフィール

水木 しげる(みずき・しげる):1922年鳥取県境港市出身。太平洋戦争に従軍し、戦地で左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を描き始めたのち漫画家に転じる。講談社児童まんが賞、日本漫画家協会賞文部大臣賞、仏アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞ほか受賞歴多数。91年紫綬褒章、2010年文化功労者。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『総員玉砕せよ!』『日本妖怪大全』などがある。15年逝去。

「2024年 『水木しげる厳選集 虚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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