マーティ (学研ホラーノベルズ)

スティーヴン・キング 風間賢二 バーニライトスン

• 学習研究社 (1996年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[相沢雄二さんの感想 · 2021年4月7日]

再読。
人狼を扱ったホラー。12ヶ月に渡ってそれぞれエピソードが披露される。ちょっと散文的かなあ。
なぜ彼が人狼になったのか、というのも端折られているし、深みがない。
イラストは素晴らしいけどね。

[さゆさんの感想 · 2014年6月7日]

もともと挿絵つきのカレンダーになる予定だった作品。

前半は軽めの短編といった雰囲気で非常に読みやすかった。(通勤中に電車の中で読むのに最適！)

マーティが主軸となってからはやや雰囲気が変わり、狼人間vs少年の中編に。
先が読みたい！と思わせる展開になってきた。

バーニ・ライトスンの挿絵も昔のホラー映画風というか、独特の雰囲気があって素晴らしい。


最後の風間賢二氏の解説に読み応えがあり、興味深い内容であった。

[katzdonさんの感想 · 2012年3月23日]

さすがキング、それなりに怖かったと思うが大人にはそれほど。

著者プロフィール

１９４７年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。７４年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『ＩＴ』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、Ｏ・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー ＶＩＩ 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」