オーケンの散歩マン旅マン オーケンののほほんシリーズ (3) (オーケンののほほんシリ-ズ 3)

大槻ケンヂ

• 学習研究社 (1999年9月28日発売)

感想・レビュー・書評

[しるこさんの感想 · 2008年6月7日]

ブースカ氏との旅の写真が秀逸、素晴らしい、そしてブースカかわいい　大槻ケンヂのことがすごく好きになってしまう写真だった
　色んなところに行っていてなおかつ、旅行先で「ちょっとあれおもしろい」と思って写真に撮ったり、遊びに行ったりしてみて、旅のテンションでは面白いけど家に帰ったら途方にくれる感じが書いてあって好感が持てる(特に温泉にあるいていくはなし)！いわゆる旅の楽しいところやガイドブック的なものにもならず、ただネタがあるという日常とつながっているところが旅嫌いにもおもしろくよめた　なによりブースカとの写真・・・特に温泉編・・・

[opus0077さんの感想 · 2004年10月15日]

近所からインドまでオーケンが散歩したり旅したりしたことをのほほんとつづった一冊。なにげに筋肉少女隊解散までのいきさつなんかも書かれている。オーケンのブースカ（ぬいぐるみ）に対する屈折した愛情が痛い。

著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2022年 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」