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本 ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784054011243
作品紹介・あらすじ
在日30年のイギリス人写真家が、日本の田舎の美しや素朴さ、味わい深さを写真と文章でつづる本。農村、漁村、山村のたたずまいと、そこで生活する人々の姿に、著者は日本の原点を見た。春・夏・秋・冬の四季で構成されている。
感想・レビュー・書評
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田舎の写真集ですね。
ハイマスさんの2000年の作品です。
ハイマスさんによると『「田舎」の真の意味を求めるには、日本中をくまなく歩き回ることが必要だ。しかも目だけでなく、心と五感を総動員して、その土地の雰囲気を観察し吸収する。そこではじめて、田舎の心に出会えるのである。』との事です。もっと言うと「私の定義はもっと深く、かつ詩的である」作品を目指されたそうです。
言葉通りに魅せられますね。今更ながら日本の美しさを教えられたように思います。
ハイマスさんのエッセイと俳人の俳句も紹介されていて、作品に風格も増しています。
日本の素晴らしさがイギリスの写真家の方によって見直される。少し違う角度からの見方は新鮮ですね。
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昔から作者の撮る写真が、なんとなく好きで、手に取りました。
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地球は生きている。しかも名状しがたい宇宙の秘蹟によって生かされている。
世界は一つ、国境などいらない。
地球が一つの星くずから生まれたのなら、そこに生きとし生けるものはみな平等であるはずだ。
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…等々、メッセージ性のある写真集です。癒されます。。
ジョニーハイマスの作品





