10人の聖なる人々

  • 学習研究社 (2000年3月28日発売)
3.56
  • (1)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054011427

作品紹介・あらすじ

激動の時代だった20世紀に愛をもってその生涯を貫いた人たちがいる。マザー・テレサをはじめとする聖職者たちだ。本書はそんな彼らの生き様を通し、今世紀とはどんな時代だったのか、また彼らの残したものが来世紀に何をもたらすのかを考える伝記集である。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 聖人とあったので、キリスト教の聖人達の説明の本?と
    思って知識として入れておこうかななどと思っていた。
    そんな本じゃなかった。
    "愛"を武器にして悲劇に立ち向かった人たちの本とのこと。

    コルベ神父の話は胸を打つ。
    神を信じない者にとっても、ひとつの到達点たり得るというのは
    納得がいく。
    このまま、私はどの宗教にも入ることは無いし、こんな生き方は
    できないだろうが、こういう人がいたことを胸に留めて生きていきたい。

    ハンセン病についてもたびたび触れている本なので、日本でも
    あった差別について知る、良い機会となった。

    島村さんの文章が一番読み進められなかった。今までそんなこと
    なかったんだけど何でだろ?

  • 内外のキリスト教の教えに基づいた活動を行った10人の人々の伝記集。

    高校生以上を対象としているかに見えるが、文章は分かりやすく中学生でも十分読みこなせる内容。本全部を読まずに、気になる人だけを読むのもて。

  • なじ■何度も涙が止まらなかった

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

島村 菜津:ノンフィクション作家。福岡県出身。東京藝術大学芸術学科卒業。十数年にわたって取材したイタリアの食に関する『スローフードな人生!』(新潮文庫)はスローフード運動の先駆けとなった。著書に『フィレンツェ連続殺人』(新潮社、共著)、『エクソシストとの対話』(小学館、21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞)、『スローフードな日本!』(新潮社)他。最新作は『バール、コーヒー、イタリア人~グローバル化もなんのその~』(光文社新書)。

「2017年 『ジョージアのクヴェヴリワインと食文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島村菜津の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×